授業が決まった!その3 (Fall 2023)
お久しぶりです。2年生になりました〜👏
日本での3ヶ月弱の夏休みはあっという間で、2ヶ月半バイトしたり、留フェロしたりしたら、最後の2週間で家族と友達との予定を詰めまくり、ドタバタの帰国となりました。高校卒業以来あまり会っていなかった友達が、大学でそれぞれの興味関心について勉強していて、すっごく刺激をもらったし、妹と母の誕生日を家族みんなで祝えたし、良い時間が過ごせました〜☺︎
「2年生になりたくねぇ〜」と思いながら日本の空港を出たんですが、アメリカに着いたら、なんかワクワクしてきて、やっぱ環境に放り込まれるとスイッチが入る単純な人間だなと思いました。
授業が始まって1週間くらいたって、次の月曜はLabour day(労働の日)で3連休なので、いつもよりゆったりとした週末です。
ということで、今学期のクラス紹介をしていこうと思います!
PSY214: Statistics/Behavioral Science (心理学の統計)
感想短いから、このクラス興味ないやんみたいに思われそうやけど、やっぱり数字を扱うって個人的にほんと好きで、楽しくやっています。
PSY280: Cognitive Psychology(認知心理学)
社会心理学、異常心理学、心理学の中でもいろいろ種類はありますが、どの心理学とも繋がりがある重要なパートが認知心理学。例えば、ゴキブリを見たときに、私は一ミリも怖くないけれど、妹はめっちゃ叫びまくる。同じものを見ているのに、なんでこの違いが起きるのか。2人の過去の経験の違いからきているのか?みたいなことを考えるクラスです。この教授は、AIにも興味のある方なので、AIと人は今後どう関わり合っていくのかみたいな話も授業の中に織り込まれていて、面白いです。
ANTH253: Environmental Anthropology(環境人類学)
名前の通り、人と環境の関係性についてのクラスです。人類学一度取ってみたかった+このトピックは自分の好奇心にも、最終的に繋がると思ったので取りました。去年のPACSの授業で、めっちゃリーディングをして、潰されていましたが、そのおかげで(そのおかげでって言いたくないくらい潰されてた笑)人類学の課題のリーディングが今は全くしんどくなくって、とりあえず慣れたのかー笑と思っています。
MSST: Contemporary Issues/ MSST(美術館学)
毎学期恒例「今まで興味関心を持ってこなかった学問についてのクラスを1つ取る」はもはや定番になりつつありますが、今回のそれがこれです。私は絵にはあまり感動するタイプじゃなくて、文字や言葉への感受性に全て持っていかれているのですが、去年の秋休みに行ったシカゴの美術館も楽しかったし、周りにアート好きな友達が増えてきているので、取ってみようと思って取りました。
あともう1つは、日本の戦争に関する美術館にはもともと興味があったので、「過去の出来事を、美術館を通して社会に発信することってつまりどういうことなの?」みたいな問いへの思考力もつけられたらなと密かに思っています。
REL491: Studies of Violence, Trauma, Experience, Religion(s) in Context (この前言ってた宗教学の教授との1対1のクラス)
認知心理学とこのクラスが今学期はアツいと個人的に思っています。教授と先学期からミーティングをして、自分の興味関心を全部話して、シラバスも一緒に作りました。鬼長いクラスの名前になっていますが、やることとしては、
①Religious Experience(宗教の経験)
②African American Religions(アフリカンアメリカンの宗教)
③Cognitive Science for Religions(宗教のための認知科学)
です。
宗教の経験は、合格成就のためにお守りを買う人も多いと思うんですけど、これを信じていたから成功したみたいな経験とかの経験を、日本だけでなく、いろんな宗教のケースを学びます。
アフリカンアメリカンの宗教は、どんなことをやるのかというと、例えば、複数の宗教があったときに、宗教Aは宗教Bよりも劣っているとか、順位をつけようとしたり、そもそも「あなたが信じていることはでたらめだ」みたいな言い合いがあったり、そういう宗教に関する出来事って歴史の中にたくさんあると思うのですが、特に黒人の文化や宗教がどのように扱われてきたかに、去年の宗教学を取っているときに興味を持ったので、教授に今回のクラスで取り扱えるように入れてもらいました。
最後に宗教のための認知科学は、キリスト教のバイブルを人はどのように認識するのかみたいな、心理学方面の視点を取り入れた内容になっています。上2つの、宗教の経験にも、アフリカンアメリカンの宗教にも言えることだと思うのですが、結局私は心理学関連の問いが好きで、「なんでお守りを持つと安心するのか」とか「なんで異なる信条が出てきたときに、人々は劣勢優勢を決めたがるのか」とかを考えるのにも、役に立ちそうなので、ここに辿り着くのが楽しみです。
大学1年目を振り返って、去年は大学でのキャンパスアクティビティに参加したり、留フェロしたり、できるだけ「勉強だけ」の生活にならないようにしていたのですが、それでもリーディングと睨めっこしている時間がすごく多かったし、常にバタバタしていたと思います。その生活から得たのは、徹底的な時間管理だったり、さっき書いたようなアメリカの大学に慣れるってことだったりするのですが、今年はもう少し、人と関わる時間を丁寧にしたいです。
特に今年からは、大学の寮じゃなくて、ソロリティのハウスに住んで(また気が向いたら書きます〜)全体で女子42人くらいの大きな寮の中で、7人の(多分)留学生の1人として過ごす面白い1年になるので、アメリカの文化にちゃんと浸る時間だったり、自分の長所短所も見えてくると思うから、1人でゆっくりする時間だったりを大切にできるよう、去年よりも余裕のある生活を心掛けたいです。
いつも読んでくれる皆さん、ありがとうございます。2年目も月1投稿を目指して、ぼちぼち頑張っていこうと思います。