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物件紀行(デべ物件解説&企業分析)
Ep.0
本noteをオススメする方
🟢本気でデベロッパー内定を目指している方
🟢自分の創りたい空間/街のイメージが付かない方
🟢面接で物件についての質問の対策がしたい方
🟢物件見学の仕方がわからない方
🟢街歩きが好きな方
🟢物件を見る際の他者の視点が知りたい方
🟢デベロッパーの建物が好きな方
🟢物件に関する雑学を増やしたい方
🟢デベロッパーが好きな方
こんにちは!
いつも私の投稿をご覧くださっている皆様、ありがとうございます。
さんさんです。
2度目の執筆になるこちらのnoteをお手に取ってくださり大変嬉しい限りです!
勿論、初めての方もいらっしゃるかと思いますので、簡単に自己紹介をさせていただきます。
自己紹介
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改めまして、25卒として就活を行っていた【さんさん】と申します。
(https://twitter.com/sansansyukatsu)
【属性】
学歴:地方旧帝大 理系院生
部活・サークル:サークル
海外経験:なし
就活開始時期:学部4年生の1月
【インターンシップ】
デベロッパー7社,総合商社3社,戦略コンサル2社,BIG4 2社,
日系シンクタンク2社,鉄道2社,メガバンク,通信キャリア,ガス,専門商社,メガベンチャ― など
【内々定】
デベロッパー4社,鉄道,日系シンクタンク,BIG4 など
2024年の5月に1冊目のnoteを執筆したのですが、ありがたいことに多くの方にご覧いただきまして、大変嬉しい限りでございます。
それ以来の執筆になるのですが、何を書こうかと思った際に、自分自身の好きなことについて書きたいなと思い、本noteを執筆しようと思い立ちました。
特に就活生の皆さんへ
正直、「ベースの就活力」を上げるためには1冊目の「デベロッパー内定への羅針盤」の方が役に立つかなと思います。
ですが、本note「物件紀行」はデベロッパー業界へのワクワク感を気軽に抱けるような内容になっていると思いますので、肩の力を抜いて読んでいただけると嬉しいです!
間違いなくデべロッパーの開発/物件について詳しくなれるはずです。
この「物件紀行」はただ「好きな物件を教えて下さい。」という質問に答える為だけのnoteではございません。
様々な実例を知ることで、自分自身が創りたい街/空間の解像度は高まっていきますし、言語化レベルも上がっていくと思いますので、十分に面接対策にも繋がるはずです。
街を見る時に、その時点の人の流れや雰囲気を見ることも大切だと思います。
しかし、この空間が作られた歴史や苦労などの背景知識や、推しポイントをインプットしてから訪れてみると、また見方もまた変わっていくと思います。
皆さんがよく仰る「街の歴史や文化を大事にした開発」も、あらゆる方向性があると思っております。土地の歴史だったり、その街の観光資源だったり、住民の想いだったり。
その辺りのイメージを具体化することも大切だと思いますので、ぜひ目を通してくださると嬉しいです。
勿論、就活生以外の方々も変わりなくお楽しみいただける内容になっていると自負しております。
ぜひ様々なバックグラウンドをお持ちの方々に読んでいただけると執筆者明利に尽きます。
本編に入る前に…
目次をご覧いただけますとお分かりの通り、物件解説は6部構成になっておりまして、大丸有編/YNK編/港区編/その他23区編/東京近郊編/地方都市編に分かれております。
ただ、どの部分から読んでいただいても差支えはないと思いますので,ぜひご興味のある場所から読んでいただけると嬉しいです…!
各物件について記載しております要素は異なりまして、私が面白いなと感じた要素を中心に記載しております。
物件/開発の歴史や他の物件と異なる点、個人的に好きなポイントは勿論、
社員さんから伺った話、おすすめのYouTube動画や企業理解が深まるサイト、資料など物件解説から派生をして、各企業の開発姿勢や当時の想いなどを感じられるような構成になっているかと思います。
私も再度知識を入れながら執筆したこともあり、1つの物件に対して1~2時間かかりまして、全体で50時間ほど掛けて4万字執筆させていただきましたので、ぜひ楽しんで読んでいただけると大変嬉しく思います…!
~【ひとことさ】について~
所々、物件解説の最後に【ひとことさ】コーナーがあります。
こちらは、メインの物件解説とは少し異なる角度で物件や企業を紹介したり、小耳に挟んだ話など個人的にお伝えしておきたいことをちょこっと伝えるコーナーになります。
この少し変なコーナー名は、日本最初の紀行文と言われている「土佐日記」と、「一言」を掛けているだけですので、お気になさらず読んでくださいませ。
それでは旅行開始です!
物件紀行 第一部~大丸有編~
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1. 常盤橋タワー:三菱地所
おすすめポイント:オフィスの新たなスタイル「共用社員食堂」
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間違いなく日本の新たなシンボルとなる「TOKYO TORCH」で最初に開業したのがこの常盤橋タワーです。
コロナ禍の2021年に竣工し、新たな働き方をデザインしていくオフィス、人と人がつながることの価値が実感できるオフィスとして注目を集めています。
この常盤橋タワーの大きな目玉となっているのは、3階に設けられている常盤橋タワー就業者専用のカフェテリアラウンジ「MY Shokudo」です。
昼は就業者専用、夜は来街者に向けても開放されるカフェテリアになっています。
これまで社員食堂は、各社が自分達で用意しなければならなく、福利厚生の一環と言えど企業として大きなコストとなっていました。
一方で、社員食堂がない企業で働く方々は、街に出てランチを買いに行かなければならなく、ランチタイムは混雑することや食事の健康面などでストレスを抱える方々も多かったと言います。
そんな中、常盤橋タワーで大々的に押し出されたのが「共用社員食堂」の存在です。
企業は社員食堂を設置せずとも、従業員にビル内でランチを食べてもらうことができ、従業員も街に出ることなくランチを済ませられるかつ、お腹いっぱい食べたい時、健康に良い食事を食べたい時など状況に合った食事を簡単に取ることができるようになりました。
また、就業者専用の共用スペースでもあるため企業の垣根を超えたコミュニケーションも生まれつつあります。
このMy Shokudoですが、「食」を通じた多彩な取り組みを行っているので、ご興味がある方はこちらをご覧ください…!
そして、この「共用社員食堂」という形、今ではデベロッパー各社のオフィスビルに導入されつつあり、この常盤橋タワーを起点に全国に新たな空間の在り方が広がっています。
三菱地所のチャレンジングな取り組みが業界に新たな風を吹かせました。
リモートワークも進んできた現代社会において、デベロッパーとしていかに「出社したくなるオフィス」を創っていくか、各社工夫を凝らしていることが伺えると思います。
2027年には高さ380mのTorch Towerが竣工予定ですが、空飛ぶクルマのポートなども設置される予定でして、この「TOKYO TORCH」エリアが新たな時代を切り拓く象徴となるようなエリアになることを期待したいです。
【ひとことさ】
TOKYO TORCHのエリア内にあるTOKYO TORCH Parkでは、全国津々浦々の地方自治体と連携をしていまして、地域の魅力や文化の発信に関する取り組みが行われています。
東京を起点として世界に日本の素晴らしい地域文化を発信することが、地方の活性化の1つになりつつあるかなと思います。
(東京ミッドタウン八重洲のPOTLUCKと考え方が似てますね)
私が訪れた時には赤べこが鎮座していました。
錦鯉の池では、 小千谷市の環境音が流れるパイプスピーカーを池周辺に設置し、 居心地のよい空間が創られているとのことです。
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最後に面白そうな論文があったので、共有させていただきます。
所在地:〒100-0004 東京都千代田区大手町2ー6ー44
最寄り駅:東京メトロ各線・都営三田線 大手町駅
HP:https://tokyotorch.mec.co.jp/
2. SAAI:三菱地所
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