【ボストン・コンサルティング(BCG)過去ケース②】乳製品メーカー事業ポートフォリオ
BCGのケース面接では、典型的なお題から、少し捻ったものまで多様な出題がされています。
売上など、実際の事業の数字が示され、分析を基に回答するケースもよく出ますが、数字を伴わないケースに比べて正解/間違いがはっきりするため、差がつきやすいように思います。
当日緊張状態の中でも冷静に数字を分析し、正答を導くためにも十分な練習を積んでおきましょう。
今回はそのような数字を伴うケースの練習問題として、乳製品メーカーのポートフォリオ戦略(BCG過去問)を扱います。
【取り組むに当たって】
・まず以下の問題だけを読み、5分間自分で考えてみてください
・その後、実際に面接官に説明する想定で、自分の回答を説明してみてください。
・その上で、参考回答を読み、自分の思考プロセスと見比べて改善点を探ってください。
----------------------------------以降、問題---------------------------------------
お題:とある乳製品メーカーの社長からの相談「利益を挙げていればよいと思っていたが、資産効率(ROA)まで求められるとは。株主の期待に応えるために、どのような打ち手があるだろうか。株主からは全社でROAを15%にあげることを求められている。
(呈示される資料)※実際はシートの形式で以下のデータが渡されます
シート1:5事業のビジネス状況
シート2:各事業のシェア
牛乳 30%(業界1位)
粉ミルク 40%(業界2位)
チーズ/バター 10%(業界3位)
プレミアムデザート 5%(業界6位)
ワイン 3%(業界7位)
シート3:補足情報
牛乳・粉ミルクは成長が鈍化。3年前に参入したプレミアムデザートはまだ利益貢献が低い。
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