【外資コンサル過去ケース⑦】マッキンゼー・企業のダイバーシティ促進(参考回答付き)
マッキンゼーのケース面接の過去問です。
マッキンゼーのケース面接では、売上増加などシンプルな事業戦略の題材以外に、パブリックなテーマを扱ったものや、売上面以外の組織面での経営改革をテーマにしたものもあります。
今回は、企業のダイバーシティ促進をテーマとしたケースを扱います。
----------------------------------以降、問題---------------------------------------
クライアントの目標 クライアントはShops Corporationです。Shops Corporationは、企業内での多様性、公平性、包摂性を向上させるために、マッキンゼーに支援を求めました。
【状況の説明】
Shops Corporationは、米国を拠点とする小売企業であり、顧客に代表されるように、特に本社の従業員を確保することに取り組んでいます。Shops Corporationの顧客の大半は女性ですが、役員の約4分の1しか女性がいません。CEOは以下のことをチームに伝えています。
役員チームのジェンダーの多様性で上位4分の1に入る企業は、利益性で優れたパフォーマンスを上げる可能性が高い
役員チームの民族/文化的多様性で上位4分の1に入る企業は、業界をリードする利益性を持つ可能性が高い。
このような理由から、Shops Corporationは組織全体での多様性、公平性、包摂性の向上に取り組みたいと考えています。特に、上級管理職における女性やその他のマイノリティの従業員の割合を高めることに尽力しています。
Shops Corporationは最近、包摂的なアフィニティ・グループを率いるための専任のディレクター・レベルの役職を設けました。マッキンゼーはShops Corporationが多様性と包摂性の目標を達成するのを支援するために参画しています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?