【外資コンサル過去ケース⑤】マッキンゼー・グローバル化粧品メーカー(参考回答付き)
マッキンゼーのケース面接の過去問です。
マッキンゼーのケース面接の特色として、複数の国でビジネスを展開するグローバル企業を素材としたケースが多いことが挙げられます。
今回は、グローバルで事業展開する化粧品会社のケースを扱います。
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クライアントはBeautify社という化粧品会社です。Beautify社は、顧客への新しいアプローチ方法を模索するために、マッキンゼーに協力を求めました。
【状況説明】
Beautify社は、世界的な高級化粧品会社で、主に高級デパート(Harrod's、Shanghai No.1など)の化粧品売り場で製品を販売していますが、オンラインやSephoraなどの専門店でも展開しています。Beautify社は、メイクアップ、フレグランス、スキンケア製品を多数製造しており、複数の異なるブランドで販売しています。
百貨店では、ビューティーコンサルタント(BC)と呼ばれる顧客のカウンセリングを行うスタッフが以下のような役割を果たしています。
・受動的な顧客へのアプローチ
・商品に関する知識の提供
・商品の積極的な販売
・リピート購入してくれるロイヤリティの固い顧客の維持
BCは、会社が直接雇用するか、専門の人材紹介企業から紹介してもらっています。Beautify社は、BCの選定、教育、給与の支払いを行います。Beautify社の中では、BCは各国のブランドごとに独立して管理されています(例えば、BCは、店舗では「シャネル」チームに属しています)。しかし、顧客は近年はオンラインで購入することが増えており、顧客の少ない店舗にあまりにも多くのBCが働いていることが課題となっています。
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