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仕事に向き合う4つの心得 Sansan新卒2年目のデザイナーが考える「選ばれるデザイナーになるために」

こんにちは。
Bill One事業部 ブランドエクスペリエンス部でデザイナーをしている菊地です。
年の瀬が近づき、振り返れば新卒で入社したSansanでのデザイナー生活も3年目を迎えようとしています。
2024年を振り返りながら、これまで学んできた「仕事に向き合うマインド」について綴っていこうと思います。
拙い文章ですが最後まで読んでいただけると嬉しいです!


自己紹介 これまで学んできたこととSansanの業務について

大学では空間設計を専門的に学び、色彩の心理的・視覚的効果を活かしてデザインの目的や空間の魅力を最大化する方法を探求していました。その後、事業会社のブランディングに興味を持ち、2023年、新卒でSansanに入社しました。
Sansanに入社するまでの経緯はこちらをご覧ください。

現在はブランドエクスペリエンス部に所属し、インボイス管理サービス「Bill One」のブランディングに携わっています。
お客さまの体験向上を目指し、サービスやプロダクトに関連するWebサイト、パンフレットやチラシの印刷物、営業やマーケティング資料、展示会のブース、イベント…など、様々なタッチポイントを通じて「Bill One」のブランドイメージをつくっています。
「Bill One」のプロダクトサイトはこちらをご覧ください。

Sansanのデザイナーは「ビジネスに強いデザイナー」として、自主的に考え、意思と意図を持ってデザインすることが求められていると感じます。

・デザインを制作するだけではなく、成果を数値に落とし込んで分析する。
・結果や振り返りを次のプロジェクトや制作に着実に活かすことで、会社の継続的な成長と事業成果の向上を追求する。

約2年間、Sansanでデザイナーとして働く中で、私が仕事に向き合うマインドについて大事だと思ったことや先輩を見て学んだことを私なりに4つまとめてみました。

1. 求められていることは何か?を考える

1つ目は自分に求められていることは何か?をなるべく正確に把握することです。
1年目の私は完璧に業務を遂行すること( =1回もミスをせずに完成まで持っていくこと)を求められていると無意識に思っていました。
自分の経験不足から「完璧にやり通さねばならない」とプレッシャーをかけていたのだと思います。
そのため1回ミスが発生するたび、受けた指摘を必要以上に受け止め、「どうしてこんなに仕事ができないのだろう…」と毎回減点方式で捉えてしまっていました。

そんな中、先輩との1on1の場で、こんな言葉を頂きました。

「今は、完璧にできることを望んでいるわけではなく、いろいろな業務に携わり、学び、成長する過程を重視している」。
それから、自分が業務にむき合うハードルが高すぎたことに気づき、私が恐れている「失敗」と思ってしまうことも「学び」であるというように考え方が変化しました。

今は学ぶための時間をたくさん使うべきだし、同じくらい先輩の時間も使ってもいいのだ🥲と改めて知ったのです。(できることを増やし、貢献するかたちでお返しします💪🏻)
また、求められていることが何かを考え始めた途端、1つの案件に向き合う際の姿勢も変わりました。
やることの中で、最低限クリアすべきラインが見えてきたので、優先順位の付け方もわかったし、「言われたことをただやるマン」になりがちだった業務も、今ここでこういう提案してみようなど、業務に向き合う姿勢が前向きかつ、積極的になっていきました。

新卒のデザイナーとして求められていたことは 10回成功することよりも100回チャレンジすること、転んで学ぶことでした。

2.「遠慮」と「配慮」の違い

「自分が思うよりもずっと、先輩の時間を使ってもいい」ということを学んだと先述しましたが、以前は自分の行動や発言を控えることで、迷惑をかけないようにしていました。
周りは経験を積んできた先輩ばかりだったので先輩の中に正解があると思い込んでしまい、無意識のうちに顔色を伺い、探り探りの行動をして「配慮」ではなく「遠慮」をしていました。

今振り返ると、時間や経験が解決する部分も多かったのですが、「私たちが向き合っていることに正解はない」ということを理解し、思ったことは発言してコミュニケーションを取ることこそ重要で、自信は後からついてくるのだと学びました。

今は自分が持った違和感には正直に声を上げ、前より自信を持って仕事に向き合っています。
必要以上に自分を卑下せず、相手を尊重したバランスの良いコミュニケーションをとりながら、
経験や自分の意見を過信することなく、「配慮」と「遠慮」の違いを心得ていたいです。

新卒目線で発言できることがある。
その時々に感じたこと、思ったことは発言して、コミュニケーションの中で業務に向き合うこと。

3. 選ばれるための信頼を得ることもまた仕事である

3つ目は信頼についてです。
1つ目の話で完璧じゃなくてもいいと書きましたが、「選ばれるための信頼を得ることもまた仕事である」と、3年目を見据えた今、ひしひしと感じています。

私たちはプロのデザイナーとして働いている以上、成果を求められますし、仕事をお願いする人からしたら、なるべく成果を期待できる人に仕事を任せたいのは当たり前ですよね。(そりゃそうだ)

思ったより時間がかかってしまった、締め切りに間に合わなかったという言い訳を重ねる人と、
ゴールの1歩も2歩も先を見据えて早めに動くことで、確実に納期を守っている人、
どちらに仕事を任せたいと思うかは明白です。

なぜ、あなたの仕事は終わらないのかという本に、「10時に渋谷駅で待ち合わせをするということは、9時半に渋谷のスターバックスにいることと同義」であり、「本当の締め切りの前にもう1つ締め切りがあると考えること」という記述があります。(詳細は本を読んでみてください。)
スキルをのばし、知識を得ることもちろん大事ですが、信頼貯金を貯めるために、締め切りや約束を守ることはもっと大事なことなのだと学びました。

選ばれる信頼を得るために、締め切りや約束を守る。

4. まずはおおまかに全体像を捉える

デザイン業務を進める上で必要になってくるのが「ディレクション能力」です。

概要を整理したりスケジュールを引くときに、ゴールが見えていないまま走ってしまうことがありました。目の前のことを打ち返すことで精一杯になっていたのです。
今何をすべきかを知るにはいいですが、進むにつれて解像度が低くなり、そのまま進んでしまうのは危険です。
また、細部が気になってしまい優先順位を見失うというデメリットもあります。

目的やゴールをなるべく具体的に捉えることで、締め切り直前で崖っぷちになる、ということが避けられます。

新たな業務をお願いされたら、ゴールを面や立体で考える。

最後に

私の周りにはさまざまな強みを持った素敵な先輩方がたくさんいます。
良いところを盗み自分のものにして、2025年は信頼貯金をつみ、今よりも多くの業務任せてもらえるようになりたいです💪🏻
以上、2024年を振り返りながら、私の仕事に向き合うマインドをまとめてみました。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!

Sansanのクリエイターの制作を紹介している「Juiceの公式サイト」は下記からご覧ください🗣️

「Juice」公式サイト

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