見出し画像

本の感想〜

登米に行く道中、東京からくりこま高原までの間に、本を読みました。

あやかしの深川/東雅夫著・・・今週末に江東区の仕事で、江東区の怪談について、90分講義をします。
そこでやるための勉強で読みました。
深川の怪談について細かく調べてある本なので、凄く勉強になります。講談の「妲妃のお百」もあり、十万坪の土地のことについても書いてあるので、講義した後に、妲妃のお百の講談をやろうかと考えています。

ストーリーテリング/野口良昭著・・・ストーリーで語ることによって相手に伝わりやすい。話の組み立て方なども書かれていて初心者でも分かりやすい。
「なぜ怪談は絵が浮かびやすいのか」という項目では、講談の一龍斎貞水会長のことや稲川淳二さんのことも書かれていて、語り手がいかに聴衆とともに一つになるか、怪談噺の技術的なこともが書かれていました。

亥ノ子の誘拐/中津文彦著・・・塙保己一推理帖シリーズの一つ。実は、この物語を講談化しようと考えてます。どう描いたら作品の良さを活かしつつ、講談のテンポを作るかを模索中。。。
何度も読んで頭の中に入れてから、夢を見るようにストーリーが流れるようになれば完成する。まだ絵が出てこないので、もっと読み込もうと思います。

#東雅夫 #あやかしの深川 #ストーリーテリング #野口吉明 #亥の子の誘拐 #塙保己一 #中津文彦

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?