全体の中の一部

みかんは柑橘系の樹木になる果実です。

ぜひ、生きたみかんのエネルギーを感じ取ってみて下さい。

皆さんのお手元に届くみかんは、通常、多くの方々の手を介し、色んな流通経路をへて、お店に並んだ商品です。

この果実となる前は、柑橘系の樹木に咲く花でした。

商品価値は少ないので、お店の棚で見かける事はごく稀です。

しかしながら、この花はえも言われぬ香りを放ちます。

どうぞ、その波動も感じ取ってみて下さい。

みかんの果実を収穫するには、品種にもよるとは思いますが、5～6年程の月日を要するらしいです。その間は、実の成らないただの木ですが、地中では、せっせと根っこが活動してます。

みかんを果実として捉えると、味わいやコスパなどの商品価値に意識が向かいます。

みかんを樹木の一部として捉えると、もっと大きな物語に意識が向かいます。

見えてるもの、手にすることのできるものは、全体の中のごく一部です。そこをきっかけに物語の中へ入って行くと、いつもと違う景色に出逢う事ができます。

はたして、私たち人間は、何の中の一部なのでしょうね？

お店の棚に並んだ、個別の商品では無いことを願います。