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キース・ヘリング展に行ってきた

東京・六本木にある「森アーツセンターギャラリー」
向かう途中のイルミネーションツリー🤩



国内巡回展としては約20年ぶりの「キース・ヘリング展」へ鑑賞に行って参りました。

2024年2月25日まで開催しているので、まだまだ余裕で行けますよー。




エレベーターで上がって当展示会場の52階へ。

この日、ヘリング展のお隣では、「東京卍リベンジャーズ展」も同時開催しており、若い女性の殆どがそれを目当てで見に来ていました笑

それはともかく、美術館が高層ビルの展望台と併設されているのって、どうなんでしょ?人サイズ以上の作品を運ぶのって、運搬の人相当苦労するだろうなって余計な心配をしてしまいます。



キース・ヘリングについて


キース・ヘリングといえば、ピクトグラムのような棒人間が特に有名ですね。

可愛いらしいデザインがファッションアイテムとして今では当たり前に大衆に受け入れられているなと感じます。


そんなヘリングも、元々は路上で芸術活動をして有名になった方なんですよね。今をときめくバンクシーカウズも、ヘリングの影響が色濃いのではないでしょうか。

ニューヨークの地下鉄の壁に描かれた「サブウェイ・ドローイング」(写真右がヘリング)。多い日には1日に40点も描いていたという。これをパブリックアート(公共に設置された芸術作品)と自身で名付けていた。


また、ウォーホルに続いてアートビジネスに変革をもたらした美術史を語る上で外せない現代アーティストの1人だと思います。

“美術館に展示されるものだけがアート作品だ”という固定概念を捨て、ファッション業界に進出したり大衆へ伝わるようにストリートアートを広めたことは、紛れもない偉業ですね。


展示会を見終えた感想


・まだまだ知らない作品や、見たことある絵でも意外と背景を知らなかった作品があって、ヘリングを深く知る良いきっかけになった。

・社会問題をテーマに扱った作品にはとても考えさせられた。

・展示の全体を通しては、サブウェイ・ドローイング作品では地下鉄模様の壁面にしたり、平面作品を傾けて不規則な位置に展示したりといった遊び心のある工夫がされていたのが面白かった。

日本の伝統工芸品とのコラボレーションは必見です!

80年代のバブル絶頂期の頃度々来日したヘリングは、多くの作品を日本に残していきました。

ヘリング本人によって模様が描かれた、招き猫、お茶碗、扇子等々、どれも素敵で、日本愛に相当溢れていた方だったんだなぁとしみじみ感じました!


鑑賞後、ショップを巡回して、ポストカードとクリアファイルを購入...。(左のバッジと卓上カレンダーはギャラリーショップで購入したもの)

とても充実した一日になりました😁


現場からは以上です!

では、また。

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