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ミニマムなWeb運用

Webサイトの運用において、ミニマムでありながら拡張性の高いインフラ構成について解説します。
簡単に言えば、最小限のコストでいろんなことができる環境は何か、という話でございます。

レンタルサーバー+hubspot

はい、結論これです。
自社でレンタルサーバーを契約するのと、hubspotのアカウントを作ること。

この2つをやっておくと、比較的低コストでWebを運用できます。非常に拡張性が高い構成なので事業が拡大したりサイト自体のトラフィックが上がっても柔軟な対応が取れます。

余談ですがITやデジタルは「柔軟性と拡張性」がキモですからね。

レンタルサーバーでできること

レンタルサーバーでできることは多岐に渡りますが、Web運用において重要な機能は以下の2つです。

  • WordPressをインストールできる

  • メールアカウントをたくさん作ることができる

WordPressというのは、Webサイトの管理システムです。管理画面がついてて、コードを触らなくてもページの更新ができます。

メールアカウントはレンタルサーバーのコントロールパネルから作成することが可能です。
社員1人1人にメールアカウントを与えるのが基本の使い方ですが、プロダクト別でメールアカウントを発行するという方法もあります。
受付窓口ごとにメールアドレスを変えることができるので後工程が効率化します。

hubspotでできること

マウス操作でメールフォームを作成できます。また、フォーム別に送信者のリストを分けて管理することができます。さらに、そのリストにメルマガを送ることも可能です。

また、Webに埋め込むWebチャットを簡単に作成することができるので、いわゆるWeb接客の環境が簡単に構築できてしまいます。

制作するもの

オウンドメディアにコーポレートサイトをくっつけたものを作りましょう。

オウンドメディアというのは企業版ブログみたいなものです。記事がいっぱい書けるやつ。
コーポレートサイトは会社紹介のサイトですね。

ちょうどこんな感じです。
https://tomorrowgate.co.jp/

コーポレートサイトとして十分な機能がありつつ、ブログ形式でコンテンツをどんどん増やしていける構成です。

制作と運用の方法

まず制作です。

hubspotのアカウント作っておきます。そして、WordPressサイトは制作会社に依頼して作ってもらいましょう。その際、hubspotのコードの埋め込みも依頼しておきます。

これでWebサイトの”側”は完成です。

運用段階に入ったら、記事をどんどん入れていきます。
顧客に役立つ情報をアップしていくでもいいし、なんなら記事内でセールスしても構いません。WordPressの管理画面で操作できますから、自社のリソースでどんどん記事を追加してサイトを強化できます。

フォームが必要になったら、hubspotで作ってWordPressに埋め込むだけです。なんて簡単なんでしょう。

運用フェーズにおけるアウトソーシングのポイント

記事の作成はクラウドソーシングなどでワーカーに依頼することもできます。

ライターはだいたいWordPressの管理画面を触った経験があるので、WordPress上でライターさん専用のアカウントを作って渡しておけば、入稿作業までやってくれます。

また、記事のサムネイルやインライン画像(記事内に掲載する図や画像)はデザイナーに依頼すればそれなりのものを作ってくれます。
ちょっとマニアックな話ですが、Webデザイナーじゃなくてもグラフィックデザイナーでも作成が可能です。デザインかじってる大学生とかでもいいんじゃないですか。

まとめ

まとめるとこうですね。

  • レンタルサーバー

  • WordPress

  • メールアカウント

  • hubspot

この4点セットが最強です。

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