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従業員1人で養鶏農場すべてを管理する新コンセプト

オランダのドロスト(Drost Pluimveebedrijf)社は、少ない従業員で養鶏農場を運営し、過剰な投資をせずに市場が必要とするものを供給できる機械を探していました

サノボテクノロジーが提供するソリューション

 サノボテクノロジーグループは、ドロスト社に卵の選別ソリューションを提供しました。卵を複数のカテゴリーに分類する必要があるテーブルエッグ向け市場で見られるような通常のソリューションではありません。より標準的な重量選別ソリューションとして、最終製品を明確に差別化するために複数のパッキングレーンを導入することにしました。

新しいコンセプトの導入

サノボテクノロジーグループは、ファームグレーダー80とファームパッカー2台で構成される新しいコンセプトを導入しました。これは、一人の従業員で操作できるように設計されています。1時間当たり28,000個の卵を処理できるファームグレーダーは、この種の電子式グレーダー(重量選別機)としては最小のものです。最大5つの重量クラスを識別することができ、3つの出口から卵の流れを変えることができます。ドロスト社のファームグレーダー80は、2つの独立した卵の流れを作り出します。一つは、製薬会社向けの均一なサイズの卵で、プレミアム市場のニーズを満たします。残りの卵は消費者市場向けに使用されます。

ファームグレーダー80

また、ファームグレーダーには2台のファームパッカー24000が接続されています。これらの機械は、卵のパッキングが非常に優しく、特殊なトレイにも対応できることから選ばれ、トレイへの自動包装を担当します。自動包装はファームパッカー、ハッチェリーパッカー等の機械が担当することができます。ブロイラー市場の場合、ファームグレーダー80にハッチェリーパッカーを組み合わせ、均一なサイズの卵をセッタートレイに載せることができます。ニーズや能力に応じて、組み合わせや拡張が可能です。

ファームパッカー24000

数カ月にわたる稼働の後、ドロスト社は提供されたソリューションに満足しています。1人のオペレーターが卵のキャンドリング、等級付け、包装を担当し、さらに鶏の世話、農場、パッキングルームを清潔に保つために農場全体を管理する時間を確保できるようになりました。

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