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大自然が彩る岩と氷の王国ロッキー山脈の大カールへ②
学習院大学山岳部昭和40年卒 小森泰三
アルバータ峰(3616m)はちょうど巨大な船を逆さに伏せたような形で、小屋からはその南北に長い横っ腹をさらした怪異な姿が目の前に眺められ、非常に印象的である。 標高2700mの小屋は、アルバータ峰を一端とし、ウーリーピークを頂点として、ノーストゥィンズなどの峰々を他の一端とする馬蹄型のカール(アサバスカ氷河源頭)の中央に聳えるリトル・アルバータ峰の基部上部に立っている。
名前通り、大きさこそずっと小さいが、このピークはアルバータ峰とよく似た格好している。 何か共通の地形学的理由があるのだろう。 他にもこんな形のピークが下流に向かって遠く望まれ、氷河と岩峰に彩られた山並みがいくつも見える。
名前通り、大きさこそずっと小さいが、このピークはアルバータ峰とよく似た格好している。 何か共通の地形学的理由があるのだろう。 他にもこんな形のピークが下流に向かって遠く望まれ、氷河と岩峰に彩られた山並みがいくつも見える。
小屋からアルバータ峰の基部までは、アサバスカ谷最上部の一支流であるハーベル・クリーク源頭のカールを横切って小一時間の距離である。 少し下っているので壁の基部から頂上まではちょうど1000mの標高差になる。
初登頂のジャパニーズ・ルート以外には東面にはルートはまだ引かれていない。 正確な数字は不明だが、1965年の長野高校OB隊を含め、登頂回数は2桁台のかなり低いところと思われる。 今でもバンフの街ではアルバータ峰登頂はちょっとしたビッグニュースである。
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