メンバー。May 10, 2018
こんばんは!3度のメシより建築が好きなサノ☆ユタカです。
サンパウロっす。
ブラジルにはリオやブラジリアでの撮影で何度か来たんだけど実はサンパウロに降り立つのは初めて。ってことでサンパウロでオスカー・ニーマイヤー祭りっす。
サンパウロの中心地にあるセントラルパーク的なイビラプエラ公園には美術館やコンサートホール、役所などニーマイヤーぱいせんの建築が並んでいるであります。
円盤型の建物は美術館なので普通に中に入れるんだけど内装ヤバいっす。
この公園周辺でサノ☆のオススメはサンパウロ大学現代美術館の屋上にあるカフェ。イビラプエラ公園やサンパウロの街が一望できて気持ちいいっす。
そしてもう1つ、ラテンアメリカ公園にも美術館やホール、そして図書館などが並んどるっす。こんな図書館でメガネ女子と働いてみてえもんだぜ。
曲線マニアにはたまらないニーマイヤー建築の代表作のマンションが俺と同い年1966年完成のコパン・ビルディング。残念ながら今は外装工事中で外側はカバーに覆われちゃってますがネットで拝借した誰かの写真はこんな感じっす。
とりあえず中に入ってみたけど屋上には公共スペースとして公衆トイレもあったりしていい感じ。50年も前に建てられたのにバリアフリー建築っす。俺たち年寄りにも優しいぜ。
年寄りって言えば104才まで長生きしたニーマイヤー。結構豪快なじじいだったらしいんだけどニーマイヤーぱいせんの書いた「ニーマイヤー104才の最終講義」って本は建築に興味なくてもおもろいので長生きしたい人は読んでおくべしっす。
イビラプエラ公園の赤いベロがあるのはコンサートホールで内部のアプローチはリオにある名作ニテロイ現代美術館のコンパクトバージョンって感じっす。
この中はライブとかがある時しか入れないので俺たちもブラジルの知らない歌手のコンサートのチケットを買って潜入したっす。この建物は夜見るとまたいい顔してるす。このホールはステージの裏側が大きな扉になっていてそこを開くと公園の広場で野外コンサオートが開けるような設計になっているんだけどライブの途中でこの扉を開けて外の公園を見せる演出があっておもろかったす。
このホールの壁にある赤いオブジェの作者はニーマイヤー並みに長生きした日系のアーティスト大竹 富江っす。
その息子ルイ・オオタケは建築家でその代表作とも言えるスイカ型のふざけた建物はサンパウロの高級住宅街にあるHOTEL UNIQUE。
サノ☆もここのレストランに飯を食いに行ったんだけどレストランの横の屋上プールの中側が赤くて笑えるっす。モダンブラジリアンの飯は、まあシャレオツって感じ。ガールフレンドとサンパウロに行くならエロくていいから泊まってみるべし。
ブラジルの家といえば映画シティ・オブ・ゴットやJRの目のアートでおなじみのリオデジャネイロのファベーラだけどサンパウロにもしっかりファベーラはあります。Paraisopolisは12万人が暮らしているらしいっす。
狭い土地に無理やり建てたファベーラの建物は小金が入るたびに家主が縦方向に増築を繰り返しているので上の階に行くほど内装が新しいっす。中に入れてもらうと外観からは想像できないくらいキレイ。もちろんネットもちゃんと繋がって快適っす。
ファベーラの中には多くの小さい商店や大きな家電スーパーにちゃんとした学校やサッカー場まであってもう都市になっちゃってる。
ファベーラのぬけに見える古い高級マンション群はヤバいメタボリズム建築オンパレード。未来都市感がハンパないっす。
俺たちをファベーラの中に案内してくれたおっさんはゴミからジャンクアートを作って売ってるんだけどここ普通にクレジットカードとか使えて笑ったす。
突き抜けて外見がいい建築って中に入ってみるとさらにその良さがわかることが多いっす。
建築も人もグイッと入り込んで中をみてみないと本当の魅力はわからないよね。あ、俺っていいこと言うなあ。もっとモテてもいいはずなんだけど。
外見が突き抜けて悪いってことか。
結局デブか。デブが悪いのか痩せるぞ。
痩せてTOKIOに新メンバーとして入ってやるぜ。まじで。