映画を見るときは英語で見る

この記事は、「留学経験なしで、外資系で通訳ができる英語力を身につける方法5選」の第一弾です。

映画を見るときは英語で見る


これは私の小さい頃からの習慣です。母が英語で映画を見るのが好きだったので、家で映画(洋画)を見るときは常に英語+字幕つきでした。
今も、朝ごはんを食べながらアマゾンプライムで英語の映画を見るのが習慣です。朝ごはんを食べている間、映画を流しておいて、食べ終わったら止めて次の日に続きを見る、の繰り返しです。

英語のセリフを最初からすべて理解できていたわけではありませんが(今でもシーンによっては、セリフの聞き取りは難しいです)、以下の点で効果があったと思います。

  • 英語の音・会話のリズムに耳を慣らす

  • 勉強している感なしに英語に親しむ

字幕は見ていいのか問題

「字幕つきで映画を見ても意味がない。字幕を隠して、音で聞くように努力するべき」と言う人もいますが、私はそこまでストイックに努力はしていません。

私は外資系で英語を普通に話していますが、映画のセリフの聞き取りは難しいです。
特に、純ジャパで英語を学んできた身としては、カジュアルな会話ほど難しく感じます。

比較的フォーマルな会議や、裁判、病院で医師が診断結果を説明するシーンなどは、語彙のレベルは少し高いですが、みんな「ちゃんとした英語」を話すので、純ジャパ学習者的には聞き取りやすいです。

ですが、街中で黒人やティーンエイジャーがカジュアルに会話しているシーンなどは、スラングや崩した表現、カジュアルな phrasal verb なども多く、最初から最後まで何を言っているかわからない場合もあります。

そうしたシーンを含めて字幕なしに映画を見ろと言われたら、きっと楽しくなくなって、挫折するか、映画を見なくなって終わりです。

「映画で英語を学ぶ」ことのメリットは、勉強している感なしに楽しく英語に親しめることなので、字幕を見て、映画を楽しむことを優先に、「できれば、英語の音もなるべく意識して聞いてみる」くらいでいいと思います。

最初は字幕に頼っていても、そのうち耳が慣れてきて、セリフが英語のまま聞こえるようになってきます。
字幕は日本語としての自然さを優先するために、セリフの意味を一部省略したり、ニュアンスをすべて表現できていないこともよくあります。

そういう、「字幕で表現しきれていない意味やニュアンス」を聞き取れたときは嬉しいですし、字幕つきで映画を見る楽しみのひとつだと思います。

繰り返して見るのもオススメ

お気に入りの映画やシーンがある人は、その映画・シーンを繰り返して見るのもオススメです。

私が「繰り返し見」の効果を感じたのは、飛行機の中で(たまたま、他に見たいものがなくて)ディズニーの「アラジン」を5回見たときです。
最初は一部のセリフしか聞き取れなかったのが、5回目にはセリフのほとんどが聞こえるようになっていました。

その直後にTOEICの試験があり、そこで600点をとれたのは、アラジンを何度も見てリスニングの耳を作れたおかげだと信じています。

今でも、好きな映画ができると繰り返し見るようにしています。

『アナと雪の女王』は映画館で12回見ましたし(12回のうち6回は日本語版でした)、2019年版の『チャーリーズ・エンジェル』(キャメロン・ディアスではなく、クリステン・スチュアートやナオミ・スコットが出ているやつ)は何十回も見ました。
『ゴースト・バスターズ』の最近出た続編や、『イミテーション・ゲーム』なども繰り返し見た映画です。

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