叶えられなかった夢「江別4大学オープンキャンパス」
私は大学1年生の講義でチームメンバーとして企画を考えていた「江別4大学オープンキャンパス」企画。この企画を私は企画だけでは終らせたくない。そんな思いから実際に講義のメンバーを誘って企画に動きはじめました。
”江別4大学オープンキャンパス”企画内容
ざっくりこの「江別4大学オープンキャンパス」の企画について当時使用していたプレゼン資料を元に説明をします。
経緯
先程話した大学の講義から企画がスタート。最終的なゴールは江別の4大学の学生交流と江別のさらなる地域活性化が目的です。
江別市の背景について
江別に集まる専門性の異なる4大学があります。
専門性の異なる4大学。北海道情報大学(情報分野)、酪農学園大学(獣医・食・酪農分野)、北翔大学・短期大学部(スポーツ・教育)、札幌学院大学(文系分野)。
これら4つの大学で当時11学部17学科2学群5学類。これだけ様々な分野がある中で高校生が一気にオープンキャンパスとしてまわることが出来たら面白いのではないか?
これら4大学で合同のオープンキャンパスを行えばオープンキャンパスに参加する学生も、いっきに4大学を比較でき、さまざまな体験ができていいのではないか?という風に考えました。
ターゲット
大学選びまで時間のある高校1,2年生。他は、将来的に北海道に行きたい高校生です。
実施時期や回数
実施回数は2回を想定していました。
オープンキャンパス+宿泊という新しい形の提案
私たちは、ただのオープンキャンパスだけではなく「宿泊」というコンテツをオープンキャンパスで提供をしたいと考えました。
「宿泊」を企画に入れた背景
江別以外の地域や北海道以外の人がオープンキャンパスに参加した際の宿泊場所がない。というところからスタートしました。
宿泊の活用場所:「1人暮らし用の空き部屋」
さらに私たちはその宿泊場所として、江別市は4大学の学生が集まっているという背景から大学生が住む1人ぐらし用の空き部屋がいくつかあることが分かりました。私たちは、その空き部屋を活用してオープンキャンパスに参加した学生の宿泊場所(1人ぐらし体験)として提供をしたいと考えました。
宿泊の活用場所:「民泊」
企画立案当時はちょうど、エアビーが流行っている時期でもありました。加えて江別市は札幌市に隣接をしていることから外国人旅行客が来やすい土地でもありました。そこで、学生が運営するゲストハウス,民泊を運営しオープンキャンパスに参加した学生はリアルに大学生活について大学生と話せる場所として良いのではないか?と考えました。
宿泊によるメリット
市のメリット
オープンキャンパスに宿泊というコンテツを加えることで、宿泊ですので時間にゆとりが生まれ、江別市内を観光する時間がとれたり、自然と宿泊なので朝ごはん・お昼ごはん・夜ごはんで江別ならではの食材を食べることができたりと、江別の地域活性化にもつながります。
不動産会社のメリット
1人暮らし体験を行う事によって、自社のPRにも繋がったり、さらには将来的にはそこに宿泊した学生が大学に通う際にその会社の不動産物件から選んでくれるかもしれません。
2回実施する理由
2回実施する理由は北海道の学生と北海道以外の学生でそれぞれ、実施しようとしている夏休みの期間に地域差があるためです。
私たちはこの地域差を利用して、ターゲットを変えることで大学が狙いたい地域層に合わせた宣伝ができると考えました。
まとめ
江別の4大学でオープンキャンパスの実施
→学生同士の交流ができる、高校生は4大学を比較検討ができる
市
→市内の4大学のアピール、江別市の特産品や観光を知ってもらえるチャンス
不動産会社
→1人ぐらし体験による話題性、将来的に住んでくれるかもしれない
実際にやろうとして分かった課題
・大学間同士の学生交流がそもそもない
・大学組織の連携は難しく学生だけでは難しい
・専門性のある4大学が言えに認知度のある大学に高校生が偏ってしまわないか
・不動産の1に暮らし体験について。1泊のみの保険が存在しない
・1人ぐらし体験中の火災や事故、トラブルはどうするのか?誰が管理するのか
・学生が夜逃げしたらどうするのか
・1に暮らし体験用の家具はどうするのか?