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【⓪社会人2年目の転職活動日記】新卒で入った会社を社会人2年目にして辞めて転職します

新卒で入った会社はどんな経緯があって、入社したのか入社するまでの就活体験談を「23卒就活体験記」としてまとめているのでもし良ければご覧ください。

学生時代に描いていた社会人像

今だからこそ、言えますが学生時代の自分はコロナ禍でも学校へ行ってオンラインの学校祭に向けて準備をしたり、友人とラジオを毎日収録したり、学生団体に所属したり、サークルを立ち上げてみたりとコロナの中でも活発に大学生活をすごしていました。

このエネルギーの根源は、「自分自信がやりたいことができていた」
そして、大学という安全、安全な場所で時には大学の名前を借りながら様々な事にチャレンジさせてくる環境があったからだと思います。

そんなこともあり、社会人になった自分もとにかく、会社という場所でがむしゃらにやりたい事をたくさんやるんだろうな。
想像そしながら日々就職活動をしていました。

実際に当時書いていた記事に「残業ってなんだろう」という記事を書いています。
ここでも、「残業はやりたくてやるのではなくて経験値を求めた、結果やらざるを得なくなってしまう事ではないか?」書いています。
簡単に言えば、「経験ができるなら残業なんてしかたないっす。」
そんなかなり前向きな疑問を当時書いていました。


僕が新卒1年目で就職した企業について

ここからは事実を書きます。
でも、内部告発をしたい訳ではないです。
正直この会社で働いている人はみんなすごいし、会社の看板を背負って仕事をされています。
だからこそ会社名は出さないし、できるだけ迷惑にならないようにこの記事を書きたいと思っています。
なのでところどころ分かりにくい表現もありますが、ご理解ください。

僕が新卒1年目に就職した業界

僕が新卒で入った業界は人材派遣業界です。
みなさん「人材派遣」って聞いてイメージ湧きますか?
僕は正直、就職するまでこの業界について全くしりませんでした。
では簡単に人材派遣会社についてケーキ屋さんを例に説明をしていきます。

「人材派遣」ってなに?

超簡単にお伝えすると、お店で人が足りなかったら、そこに人を送り込む。という会社です。

具体例でいきましょう。
季節ものでいけば、12月のクリスマスシーズン
12月以外の平日のケーキ屋さんなんて、落ち着いているので従業員が3名いればお店も営業ができますが、(あくまでも例の話です)
12月の繁忙期に普段の10倍のお客様が来たら当然従業員3名だけでは対応できないですよね。
だからと言って、ケーキ屋さんが「従業員募集中」の張り紙をしたところですぐに人が集まるわけではありません。

そこで人材派遣会社の登場です。
派遣会社は「この12月の忙しい時期限定でケーキ屋さんに人を送りますよ!」という仕組みです。
もちろんその分の費用が発生していきます。

これが人材派遣会社のものすごく分かりやすい例です。

あと、もう一つお話させてください。
上のケーキ屋さんでは「人が少ないから人を送る」という、例でしたがこういうパターンもあります。
「うちのケーキ屋さん、職人はいるんだけど販売経験がないんだよね。お店の販売業務を外注できないかな…」というパターンです。

ここでも、人材派遣会社の登場です。

この場合は、当然職人さんにはケーキを作ることに専念していただいて、お店の販売業務を全て人材派遣会社で運営しますよ。」(業務委託)ということもあります。

これが主な人材派遣会社のお仕事の内容になっていきます。
その前提知識をもとにここから記事を書いていこうと思います。

僕が人材派遣会社に入った理由

僕が人材派遣会社に入った理由は大きく2つあります。
・いろんなことができる
・いろんな業界を知れる
・課題解決ができる場

それぞれを深堀していきます

理由①いろんなことができる&業界を知れる

先ほど「人材派遣」について説明をしましたが、2つ目の「ケーキ屋さんの販売業務を人材派遣会社で運営しますよ」というのがありました。


そこにある通り、人という接点を元に業種、業界の壁を越えて様々経験できることがものすごく大きな強みだと思っていました。

例えば私が実際に担当した案件は、プロ野球ショップのグッズショップ、ラグビーのグッズショップ、コスメの販売員、家電販売、市役所のアンケート調査。
この人材派遣会社の面白いところは、その場の人、会社の人になることができるという魅力でした。
例えば、プロ野球のグッズショップなら、プロ野球のグッズショップの人としてお仕事ができますし、コスメの販売員であればメーカーさんのユニホームを着てメーカーの人としてお仕事ができます。
なので案件があれば本当になんにでもなれてしまう。
なんでも業界について知れて、やる事ができることが魅力でした。

理由②課題を解決できる

学生時代の活動の原動力は「だったらこうしてみらた?」の実行でした。
コロナ禍で飲食店が営業自粛。テイクアウトをはじめた時にはテイクアウト&デリバリーのまとめサイトの運営。
大学の学校祭が中止。「大学の学校祭って地域の人の方が学生よりたくさんくるから地域の人に向けたオンラインの学校祭をやってみたら?」で地域の人(大人)に向けたオンラインの学校祭を、学生実行員とは別に開催してみたり…
そんな事をよくやっていました。

そんなこともあり、何かを販売する仕事よりも「課題解決ができる仕事」で就職先をさがしていました。

①「いろんなことが経験できる」+②「課題を解決できる」この2つの理由で人材派遣という業界に入る決意をしました。
これが、最終的な私の答えでした。

就職活動は楽しかった

元々私自信いろんな事をやる事がとても好きでした。なので就職活動もドラックストア、ホテル、物流、家電量販店、飲食店、コスメストア、リサイクル会社、球団、ベンチャー企業、コンサルティング会社、広告会社など本当に様々な企業の説明会に参加をしていました。

私が入った会社というのも、ありのままの自分を面接で伝えて合格できた企業でした。なので、「自分はこの会社にマッチしているんだ」とてっきり思っていました。

それでも転職を決意した理由

結論から話してしまえば、無我夢中だった時に1度病んでしまいました。その時に「自分が本当に入りたかった会社ってここなんだっけ?このままで大丈夫なのかな?」と思ってしまったからです。
自分の中では色んな経験ができて、会社だけの経験という所ではとても満足できる会社でした。

でも、いい意味で自然体で入れた今の会社は「入りたい!」と思って目指して入った会社ではなかった(⟵とてもあれなことを言ってますが…)
そして、働き方で見た時に誰かに紹介できる会社ではないなと思ってしまったのです。
(「周りの大切な人に会社名を紹介できる会社に入りたい」⟵就活の軸でした)

そんな僕が伝えたい就職活動中の注目してほしい所

実際に入って分かったミスマッチ。これはぜひ就活生も気を付けて欲しいことです。
正直、選ぶ業界・業種は全く悪くなかったと思っています。
でも今一番後悔しているのは、会社側の残業時間、研修制度、福利厚生です。

ここは絶対に見ておくべきです。

残業時間、研修制度、福利厚生を見れば会社が従業員をどれだけ大切にしているかがよく分かります。
僕が就職した会社、私の周りの人の残業時間は月平均45時間。研修制度や福利厚生については会社独自ではなく、加入している労働組合のものであり独自の研修制度や福利厚生などは結果ほとんどありませんでした。

この会社で本当にいいのか?なやんだ結果辞める決意をして転職活動をする事にしました。




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