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コロナ禍の大学行事。学生視点で感じたコロナ禍の大学行事の厳しさ

昨年は特に言われこと。それは本来の学校生活が送れないことに対する大人からの「かわいそう」という声。では実際にかわいそうなのでしょうか。これから書くことは実際に大学行事の運営メンバーとして関わった私がコロナ禍に開催されたオンラインでの大学行事にどんな感情をいだいていたのか。実際にはどんな問題が起きていいたのかについて書いていきたいと思います。

まずは、本題に進む前に私がコロナ禍の大学生活で何をしていたのか順番にまとめてみました。

コロナ禍の学生生活年表

2020年 コロナウィルスが流行
2020年3月 テイクアウトデリバリーまとめサイトの運用を開始
2020年4月頭 大学の学校の授業開始時期が遅れる 大学への登校禁止
2020年4月末 学生に向けたネットラジオ番組を開始(番組名:勝手に情報大ラジオ)
2020年6月 コロナで体育祭が中止
2020年10月 地域向けのオンライン学祭総合リーダーとして企画からリーダーとして携わる
2021年3月 大学の作品展示会 新しくオンラインを担当する班が設置そこのリーダーを担当
2021年3月 学生団体で他大学の学生と一緒に対面でのイベント開催

遠隔授業の開始

もちろん、大学によっては普段からPCをメインに扱わない大学もあると思いますが、私の通っていた大学は対面授業の時から頻繁にPCを使って授業をしていたこともあり操作にはだいぶ慣れていました。そのため、そこまで大きな混乱はなく遠隔授業が私の大学ではスタートしました。

コロナ禍の学生活動

コロナ禍でも動いている学生は自分達で考えコロナ禍でも楽しもうと活動をしていたのが事実だと思います。
私の世代は1年生のときに対面授業を経験しています。1年生の時から比較的活発に活動をしていたために、コロナで大学への登校が禁止となってもすぐに「他のことをやろう」と頭を切り替えて動いていたように感じます。なのでコロナ禍初期というのは結構学生が頻繁に動けていたではないかなと思います。

2020年入学の学生

一番、大変な世代は確実にコロナ禍の流行が高校の卒業式と大学の入学式が被ってしまった世代だと思います。一番大切な高校生活の卒業式が本来の内容とは異なる形で取り行われ、大学の入学式の時期にはコロナというウィルスの全容がはっきりとしてきて式の中止を余儀なくされた世代です。この世代が一番苦しかったのではないかなと思いますし、実際今も「大学生活ってどんな感じなんだろう」と迷いながらも生活を送っている学生は多い気がしています。

コロナ禍で起きた活発的な学生とそうでない学生との差

コロナ禍で活発的な学生とそうではない学生がかなり明確になったように感じました。と、いうのは活発な学生というはオンラインであってもよく見かけますが、あまり活動的ではない、内向的な子は正直外から見た時に同じ学年なのかそうではないのか分からないぐらいです。
逆に活発的な学生というのは大学の先生からしても、何か先生が手伝って欲しい時に声をかけやすいということもあったと思います。

コミュニケーションのとりにくさ

これは学生のみならず社会人でもあったことだと思います。学生が特にコミュニケーション取りにくい感じた原因となったのは、上下関係の微妙さです。大学に入ると世間的な目で見れば、大人という扱いになります。実際大学生本人も、大人という自覚を持って、学年の上下関係なく水平に交流することは大いにあります。しかし、初対面だとどうしてもオンラインでのコミュニケーションには限界があり話が広がらないと言ったことがあります。

オンラインで交流できるような場を作っても基本会話が広がりにくいです。

薄れいていく大学行事

一番感じたことはオンラインで開催をしても、かなり強いインパクトを与えられるような大学行事をやらないとなかなか学生は集まってきてくれないということでした。結果的にただ自分たちの自己満足で終わってしまうということにつながります。

大学行事、参加者側に当事者意識を持たせにくい

オンラインによって、大学行事への任意参加がかなり強くなり、強制的に参加する必要がもなくなりました。
対面で準備をしていた時代は、校内のあちらこちらで大学行事の準備が進んで行くにつれて「そろそろ学祭か~。お前学祭行く?」と言った内容の会話が自然に生まれそうですがオンラインでの開催となると当然準備もオンラインで行うことになります。その結果進んでいる様子というは学生であってオンライという外部からはなかなか様子を見ることができません。

大学行事、後輩教育ができない現状

コロナ禍で本来の事が出来ず初めてのオンラインでの大学イベント。そこで何が起きたかというと、これまでは毎回同じようなことを繰り替えしていたのでなんとなく、後輩達も先輩方の様子をみて継ぐことができていました。そしてその見られてい先輩方も自分達が先輩の姿をみていたいたのでなんとなくの動きというのがわかっていました。なので、「この時期にこれを決める。」「この時期にはこの内容を決める」と言った事を絶対にやる必要がありました。
しかし、オンラインとなった今対面とは違いオンラインでは直接反応が見れないため運営側はどうしても実感ができませんでした。さらに、オンラインの大学イベントは過去に例のない中でイベントをやるために、いつまでに何をするべきなのかのスケジュール感、オンラインでの開催をするにあたって新しくできたチームやメンバー、この基盤作りというのが非常に難しく感じました。

開催する側としての苦悩

大学生活、大学行事に向けた活動だけでただ、大変なのにオンラインでは反応が少なく実感が一切ないです。結果やりがいはほとんどありません。「来年同じ事をしたいか?」と言われるとよっぽどの想いがないと難しいと思います。。

最後に

今オンラインの学祭を経験した私は何を残せるのか
そんな事を思って、今回はこの記事を書きました。この記事はあくまでも誰かに届けたい訳ではなく、「こんなことがあったよね」という事実として残せたらと思っています。
よろしくお願いします。

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