【ポケカ】さのたそ歴代デッキたちのレシピ紹介【ミッシングクローバー編】
はじめに
こんにちは、こんばんは。
どーも、さのすけ様です_(:3 」∠ )_
第3回目となる今回はポケモンではなく、ロマンの塊、サイドを取れるあのグッズカード「ミッシングクローバー」を使ったデッキを紹介していきます。
例によって、今のデッキレシピを早く知りたい!という方は、読み飛ばしていただいて大丈夫です。(※今回はとても紆余曲折があったデッキとなるため、最初の型と現在(2019/10時点)の型で非常に形が違うと思いますのでご了承を。)
では、本記事の内容です。
目次
・1.殴らないけどサイドは取る、ミッシングクローバー
・2.再利用という壁
・3.スラッシュGXとミッシングクローバー
・4.いや、もういっそ殴ろう!
・5.やっぱり殴りたくない!(←ここが2019/10時点の型です)
・6.あとがき
1.殴らないけどサイドは取る、ミッシングクローバー
ミッシングクローバーデッキを作ろうと思ったきっかけは、拡張パック「フェアリーライズ」収録の「アローラキュウコンGX」が出てきたときでした。進化したときにグッズを2枚までデッキからサーチ出来るため、アローラキュウコンGXを2体立てると、その時点でミッシングクローバー4枚を手札にそろえられるなぁ、と思い次のレシピを考えました。
ミッシングクローバーは、1度に4枚使用した時にその真価を発揮します。グッズ使うだけでサイドを1枚取ることができるのです!
ミッシングクローバーを使う上でまず、「どう4枚手札にそろえるか」という問題が出てきます。それを解決してくれたのがアローラキュウコンGXでした。
ぼくはミッシングクローバーを何回も使ってサイドを取ろうと考えたため、「ミッシングクローバーを使いまわす」ことが第2の問題として出てきました。
ミッシングクローバー4枚使用を1度した後、再びミッシングクローバーを使うには、
1.ミッシングクローバーをトラッシュから手札 or デッキに戻す
2.デッキに戻したミッシングクローバーを再度サーチする
という、工程が必要になります。これを解決するために、次のカードたちを採用しました。
ヤレユータン*のワザ「リソースマネージメント」はトラッシュにある好きなカード3枚をデッキの一番下に戻せるため、ミッシングクローバー3枚をデッキ下に戻す
↓
ハンサムで戻した3枚を引く
↓
ハーデリアの特性「おたからサーチ」は、進化したときにトラッシュにあるグッズを1枚手札に戻せるため、残りの1枚を手札に戻す
↓
ハーデリアの特性を再度使えるようにするため、セレビィ◆のワザ「ときのひずみ」でハーデリアを退化させる
(*リソースマネジメントのヤレユータンは2021/4現在、エクストラレギュレーションで禁止カードに指定されています。)
この流れをループさせることにより、ミッシングクローバーを使いまわせるのではないか、と考えました。このデッキは、「相手のポケモンに対して全く攻撃をしないのか?」と言われるとそうではなく、多少はアローラキュウコンGXで攻撃することを想定しているため、フェアリーエネルギーが入っているというわけですね。
ミッシングクローバーの使用とヤレユータンのワザで3枚回収することに最短1ターン、次ターンでハンサムとハーデリアの特性を使用したあとセレビィ◆のワザで退化させるために最短1ターン使いますが、それらを2ターンに収めることがなかなかできなかったため、この時の使用感としては「理想の動きができない!」という感じが強かったです。
相手はさすがに待ってくれませんからねぇ。。。w
2.再利用という壁
さて、ミッシングクローバーの再利用をどうしたものか・・・
トラッシュにあるグッズを回収する手段が少ない、ということと、ミッシングクローバーの再利用までにターンがかかってしまう、という2点が、前の型のデッキでは非常に大きな課題でした。
次に考えたデッキでは、拡張パック「超爆インパクト」で登場したランターンと、拡張パック「コレクション ムーン」で登場していたアローララッタに注目してレシピを考えてみました。それが次のレシピです。
前の型とは色が全く違いますねw
ランターンのワザ「サルベージ」はトラッシュにあるグッズを4枚デッキに戻すという効果を持っています。これはミッシングクローバーを回収してくれと言っているようなものでは?と思ってしまいましたねー。
次に、アローララッタのワザ「わるいさしず」は、自分のベンチポケモンの数分好きなカードをデッキから手札に持ってくるという非常に強力なワザを持っていました。
アローララッタのワザは、序盤の盤面を整えることにも非常に有力でした。
ただ、ここで問題となる点は、アローララッタの逃げエネの重さでした。
そこで、逃げエネをなくすカードと言えばこれ!ということでゼラオラGXを採用し、デッキ全体を雷タイプに寄せることにしました。特性「じんらいゾーン」は現在(2019/10時点)でも優秀な特性として、雷デッキには必須のカードかと思います。
また、ワザ「プラズマフィスト」の打点の高さにも非常に助けられました。
今考えると、雷タイプのポケモンのワザのエネルギーを軽くするために、スタジアム「サンダーマウンテン」を採用しても良かったのかなと思います。
この時の使用感は、前の型より回りがよく、1~2回ぐらい勝てた記憶があります(勝率は気にしちゃだめだぞ^^)。
3.スラッシュGXとミッシングクローバー
さぁ続いて、ミッシングクローバー以外のサイドを取る方法、カミツルギGXのGXワザ「スラッシュGX」に注目して、デッキを考えました。次のレシピになります。
前回のデッキから非常に時間が空いて、このデッキを考えたため、タッグチームGXが出てきてからのカード、ポケギア3.0やブルーの探索、退化スプレーZなどが入っていますね。
この時のサイドを取る想定としては、ミッシングクローバーで3枚、相手のポケモンを倒して2枚、カミツルギGXのワザ「スラッシュGX」で1枚、の計6枚だったかと思います。
ヤレユータン、ハンサム、ハーデリアは最初の型と同じ構成ですね。違う点としては、ハーデリアを退化させるために、拡張パック「フルメタルウォール」で登場したグッズ「退化スプレーZ」を採用しているところです。
セレビィ◆のワザを使用する1ターンを短縮できるため、採用しました。また、ミッシングクローバーのサーチ手段としてグッズ「おとりよせパッド」を採用しています。
このカードはグッズというくくりでサーチ出来るため、ボール類や退化スプレーZのサーチ手段としても使用することができます。(コイントスですが。。。)
そして、とどめの「スラッシュGX」ということでカミツルギGXです。
(カミツルギ色違いが好きだったのでSSRになってますw)
鋼エネ1枚でサイドを1枚取ることができるワザで、とどめの1撃として考えていました。このポケモンで鋼エネルギーが必要となるため、鋼エネルギーで高打点を出せるポケモンを採用していました。
今考えるとカミツルギGXが最初のたねポケモンとして出てきた場合、ブルーの探索が使用できなくなるため、ブルーの探索よりもマサキの解析を多く積んで、ハーデリアのサーチ手段としてタイマーボール等を採用した方が良かったのかなと思います。
4.いや、もういっそ殴ろう!
ミッシングクローバー第4形態は、ミッシングクローバーの再利用を諦め、使うことを1回だけに割り切るという考え方にしました。そして、相手のポケモンを倒してサイドを取りに行くことを考え、次の型が産まれました。
環境が進むにつれてポケモンが出せるワザのダメージがインフレしてきたため、それに耐える対抗手段として、特性「がんじょう」を持ったドンファンを採用しました。
この「がんじょう」という特性はドンファンがダメージを受けていない状態で、相手の攻撃できぜつするダメージを受けたとき、きぜつせずにHPが10残る、というものです。まさにゲームの特性「がんじょう」と同じですね。
また、ドンファンのワザ「ローリングスピン」は最初の打点は70ですが、次に攻撃するときに打点が140に上がるため、特性「がんじょう」との相性がとても良いです。
さらに、このポケモンと非常に相性がいいカードが、グッズ「ギリギリポーション」です。
残りHPが30以下のポケモン1匹のHPを120回復する、という効果で、がんじょうが発動したドンファンのHPを全快することができます。ダメージを負ったドンファンを回復し続けることによりずっと140ダメージを出せるため、非常に強力な組み合わせですね。
このデッキは非常に強力でした。ただ、ミッシングクローバーを使わずに勝つ、ということもあったため、コンセプトからずれてしまったかなという感じがありました。
「もうドンファンが強いじゃん」という感想から、ミッシングクローバーを抜いたドンファンデッキを考えた事もありますw参考までにドンファンデッキもレシピだけご紹介させていただきます。(※↓のデッキはドンファンデッキの紹介です。)
ドンファンの弱点としてはダメカンをまかれることが苦手なため、その弱点を克服するために特性「におうだち」を持ったゴーリキーを採用しています。
5.いや、やっぱり殴りたくない!
タッグチーム環境になり早9か月くらい?のころ、やっぱりミッシングクローバーを使い回して勝ちたいという欲求から考えたデッキが次の形になります。
こちらのデッキは、youtubeの方でご活躍されている、某バズーカな御三方のポケカ動画『【友情崩壊】絶対に使うなよ!!「フラージェス無限ハンデス」VS「レシリザ」対戦動画【オルタージェネシス】』(←こちらのリンクからサイトに飛べます)からインスパイアされて作りました。
相手のバトルポケモンをライチュウの特性「エボルショック」でマヒ状態にし、ハーデリアの特性「おたからサーチ」を4匹分使用してミッシングクローバーをトラッシュから回収、セレビイ◆で退化させて次のターンもライチュウ、ハーデリア4匹を使用するという流れ毎ターン行う、という超超超理想の動きを想定しています。
ミッシングクローバー回収のための場を整えるために、特性「しょうしゅうしんごう」を持ったレアコイルとマチスの作戦の組み合わせを採用しました。
特性「しょうしゅうしんごう」は、自らきぜつする代わりに、デッキからサポートを3枚までサーチ出来る非常に強力な効果です。
さらに、相手にサイドを取らせておいてからのリセットスタンプ、ムサシとコジロウ、ザクザクピッケルによる相手の手札コントロールによって相手の動きを完全に止め、セレビィ◆を倒させないこと想定しています。
このデッキの使用感は、頭をすごく使うので1戦後の疲労感がすごかったです。。。w
そして1度も勝ったことがありません。。。がライチュウセレビィ◆の組み合わせはとても協力で、相手からはとても嫌がられますw
しかし、上で述べた超超超理想の動きをするための場を整えるためには、非常に複雑な手順を踏むため、おしいところまで展開はできるけども。。。気づいたら相手が先にサイドをすべて取り終えるということが多かったです
ミッシングクローバーデッキについてはまだまだ研究が必要ですね。。。
6.あとがき
ここまで読んでいただきありがとうございます!
たくさんの紆余曲折があったため、非常に長い記事になってしまいましたwミッシングクローバーの使い方としては、4項で紹介したように、1回だけ使うのが良いかもしれませんねー。。。(遠い目)
今は、拡張パック「オルタージェネシス」で登場した「アーゴヨン&アクジキングGX」が追加効果でサイドを2枚取れるGXワザを持っているため、それとミッシングクローバーを組み合わせるのも面白そうだなぁ、と考えています。ミッシングクローバーは次のレギュレーションでは落ちない(2021/4現在はスタン落ちしました)ため、まだまだ研究を続けていきたいなと思います。
こんな案がありますよ!、こういう組み合わせはどうですか?、と言ったアドバイスや、ご要望、ご質問などございましたら、コメント欄に書き込んでいただけるとうれしいです。
それでは、また次号!
そのまたあとがき
今回ご紹介したミッシングクローバーというカードは、非常に思い入れがあり、サンムーン環境時代は常にデッキを考えていました。4番目に紹介したドンファンミッシングクローバーは、身内での対戦だけですが勝率はかなり良かったと思います。
しかし、このミッシングクローバーの研究はまだまだつづき、あと7回先でミッシングクローバー第2弾が紹介されます。お待ちいただけますと幸いです。
現在ミッシングクローバーはスタンレギュレーションから落ちてしまいましたが、研究に励んでいるときはとても楽しかったですねー。あとは、デッキの構築はやっぱりまだまだ甘い部分があるなー、と反省点もありますが、今これからも日々精進していきたいと思います。
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