【ポケカ】さのたそデッキレシピ紹介【一撃ボルケニオンVデッキ】
はじめに
どーも、さのたそです。
今回は、一撃のボルケニオンVのデッキをご紹介したいと思います。
このデッキは、はじめはボルケニオンVではなく「一撃のエンテイとユキノオーの特性ってもしかして相性良いのでは?」と思ったことがきっかけで組みました。エンテイとユキノオーの組み合わせに、さらに相性の良いカードは何があるか探し、ボルケニオンVが良さそうだなと思いデッキにすることにしました。
ポケモンVにしてVMAX並みの耐久力になるので、サイドレースで多少なりとも有利になるところが魅力的なデッキかなと思います。
それでは、デッキの内容についてみていきましょう!
1.タフさに物を言わす一撃ボルケニオンVデッキ
デッキレシピは以下のようになっています。
冒頭で触れましたが、「イーブイヒーローズ」で登場したエンテイと「白銀ランス」で登場したユキノオーとボルケニオンVがこのデッキの核となります。
ユキノオーの特性「タフネスアップ」は、ユキノオー以外の一撃のポケモン全員の最大HPを50上げるというものです。特性の重複はしないので、その点は注意です。
さらに、タフネスマントを着けることで、ボルケニオンVのHPを合計100上げることができます。この時点でHPが320になるため、VMAX相当の耐久力にすることができます。
さらに炎タイプの特殊エネルギーとして、ヒート炎エネルギーがあります。このエネルギーをつけることによって、さらに20ずつ最大HPを上げることができます。
相手が想定する、こちらのポケモン1体にかけるダメージをわずかにずらすことができたりするので、このエネルギーも有効なカードです。
2.戦い方
このデッキの主戦力は、実はボルケニオンVではなくエンテイを想定しています。ボルケニオンVはエンテイの上技「ふんぬのキバ」を使うためのダメージを蓄積しておくタンクです。
序盤は、ボルケニオンVのヒートブラストorダイナマイトタックルの小打点で小突きながら、ユキノオーとタフネスマントの準備を進めます。
中盤以降は、相手の技のダメージをボルケニオンVで強引に受け切り、エンテイの上技「ふんぬのキバ」で大ダメージを狙っていくことを想定しています。
ダメカンが10個以上乗ったボルケニオンVのダイナマイトタックルも250打点出るので、かなりの火力になります。ただし、ダメカンが乗っているといことは言わずもがな、倒されるリスクにもなるのでダメージ管理が難しいデッキでもあります。
3.ドローソースについて
このデッキは、デデンネGXやクロバットVをあまりベンチに置きたくないなと思い、あくの塔とチラチーノで強引に回すようなドローソースの採用をしています。
あくの塔のリソースとして一撃ポケモンが使えるので、ポケモンのサーチ手段を(僕が考えるデッキにしては)多めにしています。
別のデッキであくの塔とチラチーノ1体立っているだけでも、割と強引にドローできるなーという印象があったので、それをもとにこのデッキでも採用しました。
4.各カードの役割
●ボルケニオンV
主戦力かと思いきや、相手の技のダメージを蓄積しておくタンクだったりします。初手で立ってほしいカードではあるので、4枚入れても良いなと思いました。
●ユキノオー、ユキカブリ
一撃ポケモン全般のHPを底上げする重要なカードです。ユキノオー自身のHPは上がらないので注意です。1体倒されても良いようにユキカブリを2体立てておけると理想的です。
●エンテイ
サブかと思いきや実はメインアタッカー。ボルケニオンV同様、ユキノオーの特性の恩恵とタフネスマントの効果両方を受けれるので、実は非VでV並みの耐久力にすることもできます。
●チラチーノ、チラーミィ
重要なドローソース。ですが、ほかのポケモンでベンチが埋まりやすいので、1体立てられれば良いです。1体立つだけでも、あくの塔と組み合わせてかなりのドローソースになります。
●あくの塔
チラチーノとともにデッキを回す重要なカードです。
●タフネスマント
ボルケニオンVの耐久力を底上げする重要なカードその2です。場合によってはクイックシューターの確定数をずらすためにミュウに着けたりもします。
●溶接工
炎エネルギーを加速する重要なサポートです。本記事では基本炎エネルギーを多めにして、溶接工を使える確率を上げています。
ヒート炎エネルギーに重きを置きたいときは、溶接工の数を減らしてもいいかもしれません。もしくは、エネルギー転送の採用を考えるのもありかと思います。
●ヒート炎エネルギー
エネルギー加速の溶接工に重きを置いたため、2枚と控えめな採用にしています。より耐久を上げるのであれば、枚数を増やしても良いと思います。
●マーシャドー(リセットホール)
主に、混沌のうねりのケアのためのカードです。あくの塔を使えないターンができてしまうことが結構痛かったりするので、1枚採用しています。
●ミュウ(ベンチバリア)
ベンチにいるユキノオーを守りたいので、1枚採用しています。
クイックシューターに弱いですが、タフネスマントを着けることによってケア出来たりもするので、採用はしておきたいかなというカードです。
●ソーナンス
面白そうだなーと思って入れました。ダメージではなく「ダメカンを乗せる」という効果なので、エンテイとの差別化にはなると思います。
5.調整候補のカード
●ウィークガードエネルギー
環境に白馬スイクンや連撃インテレオンVMAXなど水タイプのデッキが増えているため、弱点を突かれる機会が多くなっていると思います。そのため、1~2枚は採用したいところかな、というカードです。
●エネルギー転送
特殊エネルギ―の割合を増やした時、必然的に基本炎エネが手札に来る可能性が減ります。そうなると溶接工が使いづらくなることが考えられるため、基本炎エネをサーチする用に1枚あってもいいかなというカードです。
基本炎エネの枚数を維持すればいいじゃん?という考え方もできますが、デッキの内容を確認したり、マリィで埋もれてしまったカードをリフレッシュするといった使い方もできると思うので、そこは好みに合わせてみてください。
●シバ
切りたくないカードを抱えているけどマリィは使いたくない、といったときに使えるサポートカードです。また、あくの塔のリソースにもできるため、有用性は大きいと思います。
6.デッキを回してみた感想
HP300超になったボルケニオンVが頼もしくて面白かったです。ワンパンされにくいという点と、返しの大ダメージでワンパン出来たときはとても気持ち良かったです。
エンテイでロマン砲を打つロマンデッキとして組んだところはありますが、中高打点を少ないエネルギーでポンと打てるので、クセになるデッキです。
ボルケニオンVの逃げエネが重いため、入れ替え札はもう少し多くてもいいかなという感じはしました。
ボルケニオンVが倒されないように立ち回る必要があるため、こちらのダメージ管理はやはりちょっと難しいなという感じはありますが、それでも環境を占めるデッキにも全然立ち向かえるなという印象でした。
あとがき
"一撃"という言葉の響きが好きで、一撃ポケモンを好んで使うことが多い僕ですが、ユキノオーの特性やエンテイのワザのような、ロマンがあるカードは使っててやっぱり楽しいです。
基本的に脳筋な思考なので、今後も一撃カードのデッキをご紹介することが多いと思いますが、連撃カードのデッキも組んでないわけではないので、いずれご紹介する時は来ると思います。
ちょっとだけ不満を言うと、一撃より連撃のほうが青天井ダメージを出せるカードが多いよな?ということですね。
一撃の青天井カードが出ることに淡い期待を持ちながら、今後登場するロマンカードにも注目していきたいと思います。
それではまた次回!バイバ~イ!
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