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【ポケカ】さのたそ歴代デッキたちのレシピ紹介【三鳥・バタフリー編】
本編前のご挨拶
さのです。
今回ご紹介する記事は、ぼくが長いこと愛用していたデッキとなります。
メインとなるカードは現行(2021年9月現在)のスタンレギュでも使用可能なカードです。なので、「そのまたあとがき」で現環境で作るならこうかなーというデッキレシピも載せてみたいと思います。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
それでは本編に参りましょう!
はじめに
こんにちは、こんばんは。
どーも、さのです_(:3 」∠ )_
今回は、今月(2020年2月当時)発売された拡張パック「VMAXライジング」の新弾バトルに参加したときに使用したデッキをご紹介したいと思います。
新弾「VMAXライジング」でぼくが注目したカードは、「キャタピー」、「トランセル」、時々「バタフリー」です。
今回の記事で紹介するデッキレシピは1つだけなので、さくっと読んでいただけるかなと思います。
それでは今回の内容です。
目次
1.伝説の3匹の鳥と蝶
2.新弾バトルの戦績と反省点
3.あとがき
1.伝説の3匹の鳥と蝶
さて、いきなりですが、新弾バトルで使用したデッキのレシピをドンとご紹介します。「三鳥」こと「ファイヤー&サンダー&フリーザーGX」と、「VMAXライジング」で収録された「キャタピー」「トランセル」「バタフリー」と、「フルメタルウォール」で収録された「バタフリー」を組み合わせたデッキとなります。
「三鳥」を使用するだけに、エネルギーのタイプが多色ですね(笑)。しかも、すべてのタイプ1個分のエネルギーとして扱える「オーロラエネルギー」を使用していません。その理由はのちほど。
まず、このデッキの主戦力となるポケモンは「三鳥」ですね。
(デッキレシピ内の三鳥はスペシャルアート版です。)
このカードを扱う上で課題となるのは、やはりワザに必要なエネルギーの重さです。炎、水、雷、無色と、3タイプのエネルギーかつ合計4エネルギーが必要になります。その分、打点は210ダメージと高水準な威力を発揮します。
では、この多色エネルギーという課題を解決してくれるカードを見てみましょう。拡張パック「フルメタルウォール」で登場した「バタフリー」です。
このバタフリーのワザ「トリプルチャージ」は、自分の山札にある基本エネルギー3枚までを、自分のポケモンに好きなようにつけることができるワザです。(基本エネルギーという制約があるため、特殊エネルギーのオーロラエネルギーは採用していないというわけですね。)
この技でつけられるエネルギーは基本エネルギーであれば良いためタイプに縛られることなく三鳥のワザに必要な3色のエネルギーを張ることが可能です。そして次のターンで三鳥にエネルギーを手張りすれば、三鳥のワザに必要なエネルギーが整うというわけです。
しかし、バタフリーは2進化ポケモンです。このバタフリーをいかに素早く立てるかがこのデッキの重要な部分になってきます。
ですがご安心を。そこで登場するのが、拡張パック「VMAXライジング」で登場した「キャタピー」と「トランセル」になります。
この2つのカードは同じ特性を持っています。その特性「てきおうしんか」はなんと、最初の自分の番や出したばかりの番でも進化できる、という破格の効果を持っています。
つまり、手札にこのキャタピーとトランセル、そしてバタフリーがそろっていれば、1ターンの間でしかもキャタピーを出した番でも一気にバタフリーまで進化できてしまうのです!
以前登場していたキャタピー、トランセルも1ターンで進化できる特性を持っていました。
(↑「フルメタルウォール」で収録されたキャタピーとトランセル)
しかし、このキャタピーとトランセルの特性「ようか」と「うか」は進化先をデッキから持ってきて進化するのですが、その進化をするためにはコイントスをしてオモテを出す必要がありました。コイントスが決まれば強いですが、安定性に欠けるという課題がありました。
この特性「ようか」、「うか」に比べると、今回の特性「てきおうしんか」は進化先が手札にあれば確実に進化できるので、ぼく個人の感覚ですが、安定感は「てきおうしんか」の方が上かなと思っています。
特性「てきおうしんか」の課題は、進化先を手札にそろえなければならない、ということです。ですが、今回登場したスタジアム「ターフスタジアム」や、進化先のサーチカード「しんかのおこう」があるため、進化先のサーチは比較的簡単に出来るかなという印象です。
また、「博士の研究」や「デデチェンジ(デデンネGX)」を多めに採用することにより、バタフリーへ進化できる可能性を高めています。
話は変わりますが、1枚だけ採用している別のバタフリーは何のために採用しているでしょうか。
答えは、タチフサグマ対策です。
拡張パック「シールド」で登場したガラルタチフサグマはワザ「ブロッキング」の効果によって、たねポケモンからワザのダメージを受けなくなります。
確かに、三鳥はたねポケモンであるため、もしブロッキングをされてしまった場合ワザのダメージを通せなくなってしまいます。
しかし、バタフリーは進化ポケモンであるため、タチフサグマに対してダメージを通すことができます。さらに、タチフサグマの弱点は草タイプであるため、バタフリーのワザ「カッターウインド」で、弱点込みで1撃で倒すことができます。
「トリプルチャージバタフリー」では、打点が10足りないという点と、ワザの要求エネが重いという点から、こちらのバタフリーも1枚採用した、というわけです。
あと、ウィークガードエネルギーは、三鳥の弱点が雷タイプで、雷タイプが環境に増えているということを考慮して1枚採用しました。
デッキの使用感については、次の項で書いていきたいと思います。
2.新弾バトルの戦績と反省点
それでは、新弾バトルの戦績についてどうだったかというと、準優勝でした。(ただし、その時の新弾バトルの参加者数は5人でした。。。(笑))
・1戦目 vs モルペコV・ガラルサニゴーン 6-1○
・2戦目 vs モクナシゴリラゴリラVMAX 5-2か3○(時間切れサイド差で勝ち)
・決勝 vs パルスワンV・クワガノン 4-6×
という感じでした。サイド数の記憶がちょっと曖昧でごめんなさい。。。
1戦目は、いい感じにデッキが回ったことと、相手のドローソースがチラチーノだったため、そこを三鳥のGXワザ「スカイレジェンドGX」でうまくつぶせたことが良かったかなという感じでした。
あと、この1試合目で勉強になることがあり、ガラルサニゴーンの特性「ほろびのボディ」と「スカイレジェンドGX」を使用したときの裁定について確認することができました。
この特性は、このポケモンがバトル場で相手のポケモンからわざのダメージを受けてきぜつしたときに、コインを投げてオモテならワザを使ったポケモンを気絶させる、というものです。
ガラルサニゴーンのHPは100で、三鳥の「スカイレジェンドGX」の追加効果のダメージ110点で倒すことができます。
「スカイレジェンドGX」のもともとの効果は
「このポケモンと、ついているすべてのカードを、自分の山札に戻して切る。」というものです。
このとき、ガラルサニゴーンのきぜつ判定の前に三鳥が山札に戻るため、バトル場のガラルサニゴーンを倒したポケモンが場にいないことになります。ガラルサニゴーンを倒したポケモンがいなくなっているのであれば、特性「ほろびのボディ」は不発に終わる、という裁定になるとのことです。
念のため、ポケカ公式サイトのQ&Aで確認してみたところ、三鳥ではないですが、以下のQ&Aがありました。
このQ&Aの内容は、三鳥のスカイレジェンドGXと似たシチュエーションになるため、前述の裁定は正しいものになるかと思います。
(万が一、間違っていたらごめんなさい。。。m(_ _)m)
2戦目についてですが、なかなか苦しい戦いでした。
ゴリランダーV、ゴリランダーVMAXはHPがそれぞれ220、330となっており、ゴリランダーVはトリニティバーンの210点では10足りない、ゴリランダーVMAXはトリニティバーン+スカイレジェンドGXの合計320点でやはり10足りない、という状態になり、さらにダメージレースで競り負けてしまいそうな勝負でした。
時間が経ってしまっているので記憶が曖昧ですが、パニックどくのバタフリーがいい仕事をしてくれた試合だったかと思います。
相手が初心者のリア友で、長考することが多かったので、サイド差で何とか勝てたという試合でした。(リア友ごめんよ。。。ワイも勝ちたいんや。。。(笑))
そして3戦目の決勝、ベンチにキャタピーを出すことを惜しんでしまったため、相手のフィオネの特性「ひきよせのうず」によってデデンネGX引き出されて刈り倒されて負けてしまいました。
「キャタピーは出し得」
そのときの勝者コメントです。。。(笑)
デッキの回りも少し良くなかったので、立て直すのに苦労しました。そして、終始相手のペースで負けてしまったかなという感じでした。
いやー、悔しかったですねー。。。
さて、今まで紹介してきたデッキの使用感ですが、後攻1ターン目のトリプルチャージは楽しいです。そして三鳥のHP300という高耐久から、ダメージを蓄積されてもGXワザで逃げることができるため、使っていて楽しいデッキに仕上がったなーと思っています。
反省点、といいますか、改善点としては、やはりゴリランダー系統に対する10打点足りない問題でしょうか。三鳥の耐久を上げるために「大きなおまもり」を採用していましたが、ここを「げんきのハチマキ」に変えても良いなと思っています。
あとは、スカイレジェンドGXはガラルサニゴーン対策になるということを知れたことが大きな収穫でした。
3.あとがき
今までは、過去に考えたデッキから紹介していくというスタイルを取っていましたが、今回は、いきなり今使っているデッキの紹介をする形をとってみました。レギュレーションが変更されたこともあり、今まで考えたデッキを紹介するよりは、最新環境のデッキを紹介していった方がいいのかなと少し悩んでいる今日この頃です(笑)。
新弾が出るごとに、新しいデッキを考えて新弾バトルに挑戦しているのですが、今回の記事の様に、新弾のカードを採用したデッキを紹介してほしいという方がいらっしゃいましたら、コメントをいただけるとうれしいです。
あと、いつもデッキ回しの相手になってくれる方々、本当にありがとうございますm(_ _)m 謎のタイミングで感謝の言葉を伝えたところで、今回はこの辺にしたいと思います。
次回は幸せを呼ぶ四葉の。。。
それでは、また次回!
そのまたあとがき
今回の記事でご紹介した三鳥バタフリーは紙でも、オンラインゲームのPTCGOのほうでも組んで非常に愛用しておりました。環境に合わせて都度、改良を施して行っていたため、最近使用していた三鳥バタフリーデッキの内容はそれなりに変わっている点が多いです。
紙のデッキをちょっと確認してみたのですが迷走していた痕跡があったので、PTCGOで使用していたレシピに近い内容で、現環境で作るならこうかなーというレシピを考えてみました。以下、レシピです。
対策する必要がなくなったデッキに対するカードはデッキから抜き去ってあります。三鳥の天敵である雷タイプのデッキも、最近は数が減っているように感じるので、ウィークガードエネルギーは抜きました。
その代わり、パワフル無色エネルギーを入れて火力を補うようにしています。基本エネルギーの枚数はお好みで調整してみてください。
ぼくは、デデンネGXでも技を使えるように雷エネに重きを置くようにしています。
このデッキを回していて一番困ることは、三鳥が対戦準備のバトル場に出てしまうことだと考えているため、入れ替え札はかなり多く積んでいるつもりです。
ここでご紹介したデッキレシピは、あくまでも参考程度に見ていただければ幸いです。
さて、そのまたあとがきでデッキレシピを紹介したのは初だと思いますが、その時の環境でも通用しそうだなと思ったデッキについては、今後の記事でも、今回同様にその時の最新環境を考慮したレシピを載せていこうと思います。説明については多少省く部分は多いと思いますが、何かの参考になればすごく嬉しいです。
次回はいよいよ、ブロマガからの移行する記事のラストになります。レシピ紹介自体はその後も続けていくつもりですので、生暖かく見守っていただけると嬉しいです。
それではまた次回!