キングオブコント2024と審査員について思ったこと
「キングオブコント2024」の決勝が昨日開催されました。ラブレターズさんおめでとうございました!
KOC2024の審査の傾向
キングオブコント2024 を振り返ると、今回の審査員は現役でネタをやっている5名で構成されていました。技術面や構成、展開などのテクニカルな部分の審査はとてもよくできていたと思います。
一方で、その瞬間の笑いの爆発力や型にハマらない逸脱性のある笑いに対しては慎重な採点だったと思います。 賞レースの決勝は芸人にとって、最大の自己表現の場であり、これまで劇場でやっていたネタのスタイルをいかに超えていくかを考える人もいるはずです。
今までは松本人志さんが審査委員長的な立場で、ネタの常識からの逸脱性や笑いの瞬間風速を評価していたと思いますが、今回は不在。そのため、ウケていたはずなのに、得点は伸びないと感じる場面もいくつかありました。
お笑いの審査をする難しさ
僕も僭越ながら、お笑いライブの審査員を務めさせていただきましたが、公平に審査しなければならないと思い自分の中で基準を作りそれに基づいた審査をして一ました。
でも本来はシンプルに「おもろかったらええやん」という考え方も必要だったと思います。 お笑い賞レースの「競技性」が進んでいますが、芸人にとっても一生に何度もない舞台なので、審査の「多様性」がもっとあってほしいと思います。
つまり、個人の好みも含めて、面白かったら高得点をつけるということで、審査員ごとに審査に特徴があった方が良いです。
そのほうが、結果的に賞レースに出る芸人も、例えば松本人志さんを笑わせることができたと誇ることもできますし、見ているお笑いファンも納得がいくのではないかと思っています。
とはいえ、そういった賞レースの審査員を勤めることもプレッシャーがありますし、審査委員長的な立場を務めることも大変な仕事になりますので、外野から偉そうに偉そうに言うことも出来ないと言う思いもあります。
お笑いファンとして、僕ももっと楽しみたいと思います。
まとめ&告知
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僕は前職は吉本興業で社員として働いていました。お笑いやエンタメに関わり、独立しました。
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