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「100話で心折れるスタートアップ」の個人的感想とマジレスするスタートアップ関係者について

話題のSNS漫画

こんにちは。パンダビジョンの佐野です。
スタートアップ界隈で話題になった「100話で心折れるスタートアップ」について書いていきます。

この作品は、2022年の7月6日に第1話がアップされました。
M大の起業サークルに所属する「うさぎ」が主人公の物語です。

スタートアップ界隈で話題に

タイトルからも分かるように、以前にTwitterで大きな反響と連載の終了直後に大炎上もしてしまった「100日後に死ぬワニ」(作:きくちゆうき)を想わせるタイトルです。「100ワニ」連最終了後、同じように「100日後に○○する○○」というTwitter漫画は頻出しました。しかし、二番煎じのような捉え方をされやすかったのか、話題になる作品はなかったように思います。

作者であるえいさんの「100日後に心折れるスタートアップ」については、僕のTwitterタイムラインにも時々出てくるようになりました。

僕自身、スタートアップ企業として今も奮闘しています。自然と投資家、ベンチャーキャピタリスト、スタートアップ経営者などの動向を追うためにそういった方々を何人もフォローしています。

マジレスするスタートアップ関係者

物語がラストに近づくにつれて、「100日後に心折れるスタートアップ」に対してのコメント(引用リプライ)が目立つようになってきました。

内容についてはネタバレとなるため、詳細は省きますが、「心が折れてしまう」ラストが近づくと、作品のいいね数やリツイート数も目立って増えてきました。

大きく分けて反応は3つに分かれていました。

①「共感」分かる分かるという起業家の反応
②「批評」登場人物のビジネスモデルや意思決定に対する意見
③「マウント」俺だったら成功してたなどの意見

どれがいいということではないですが、作品が進むほど、いわゆる「スタートアップ界隈」の人たちが夢中になっていくのがTwitterで一目瞭然でした。エンタメとして楽しみつつ、自身の体験と重ね合わせてしまう人たちが増えました。

作者の狙いにハマる人たち

「100ワニ」と同様に、バッドエンドが予告された作品であることが作品の土台となっています。にも関わらず、物語で社長の「うさぎ」の一挙手一投足に「共感」「批評」「マウント」のコメントが増えていきました。

「中の人」の本当の経験をもとにしているように思わされますが、それは保証されているわけではなく、フェイクドキュメンタリーのようなものと考えられます。

この作品は、「心折れる最終話」に向けて毎日1話ずつ、次の展開が気になってしまう巧妙な作りと、Twitterのリプライコメントも含めて、スタートアップ界隈を巻き込んでいく作者の狙いであるマーケティング的な試みも大成功したと言っていいです。

実際にこのようなツイートもされています。

僕も、最終話が近づくにつれて、Twitterで引用リプライしながら巻き込まれていきました。個人的には、夢オチでもいいし、ちゃぶ台返しの大どんでん返しでもいいし、主人公のうさぎがハッピーになる仕掛けをしてもよかったのではと思っています。

SNS漫画として優れていた

また、忘れた頃に連載を再開して欲しいほど、漫画的にも優れていた作品だったと思います。原作者の方は起業家経験がある方と思われますが、このようなクリエイティビティを持たれれていることに嫉妬もしました。

僕も僕なりに頑張ります!

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佐野篤@パンダビジョン代表
こんにちは、株式会社パンダビジョンの佐野と申します!サポートをご検討いただき本当にありがとうございます😭