アラフィフになった「X世代」はどう生きるか
僕たちはX世代です
最近の若者たちのことはZ世代と呼ばれていますが、このアルファベットで⚪︎世代というのは、もともと1965年から1970年代に生まれた世代をジェネレーションX(Generation X)とアメリカで呼ばれていたのが発端です。
僕自身、1977年生まれなのでX世代の一員です。
X=未知の世代という意味で使われていて、1990年代ごろに成人を迎えた「僕たち」はその前の世代に比べて政治的な関心が薄く、何を考えているか分からないと考えられていました。
氷河期世代と言われた僕たち
日本では、バブル崩壊後に青春時代を迎え、就職する年頃になると景気が悪化したことから「氷河期世代」「ロスジェネ」とも言われます。
僕が大学を卒業した2001年、2002年ごろは、超就職氷河期と言われていました。実際、就職活動に苦戦して就職浪人も経験してしまいました。
まあ、そんなことはもう昔の話なので、どうでも良いのですが、僕たちX世代はアラフィフに差し掛かっています。
就職時点で躓いた人もいれば、なんとか大企業に入ることもできた人もそれなりにはいました。
僕自身は20代はなかなか職が落ちつかず、結果的に3回転職しました。
4社目は吉本興業というちょっと有名な会社に潜り込むことができましたが、結果的には11年半務めて退職。今は小さな会社を経営してなんとか生きています。
周りを見ると40代にさしかかる頃から独立をする人もちらほらいたり、もう腹を括って今いる会社で定年まで働く予定の人も多くいるはずです。
人間50年と歌った織田信長
このnoteで言いたいことは、今更、氷河期世代の救済をして欲しいとかではありません。
「人間50年」という言葉を知っていますか。
織田信長が「人間五十年、下天(化天)の内をくらふれハ、夢幻の如く也」と、人生は長くても50年儚いものだという意味の小唄をよく歌ったとされます。
織田信長が生きていた戦国時代は、病気や戦で亡くなる人も多かったのか、平均年齢は35歳ぐらいだったそうです。近代化が進んだ明治・大正時代でも45歳くらいです。
つい200年前ぐらいに僕が生まれていたら、もう死んでいた可能性が高いのです。
医療が進化し、暑い夏も寒い冬も快適に過ごせる住環境、栄養のある食事などなど人類の進化によって、神様が想定していた以上に人類は長生きできるようになったのではないでしょうか?
50歳以降は人生のボーナスステージ
つまり何が言いたいかというと、仮に人生の「A面」が40代までだとすると、50代以降は「B面」です。ボーナスステージのようなものだと、強引に言えなくはないと思います。
よく死んだ気になって頑張るとか、言いますが、50代以降はいつ死んでも悔いはないと思って気楽に生きていくこともできれば、死ぬ気で頑張ることもできると思っています。
何を言っているのか分からないかと思いますが、人生の後半戦、X世代として頑張って行きたいです。
X世代はどう生きるか
宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」という映画を見ましたか?
僕はあの映画は、これまで世の中に求められた「エンタメ作品」を作ってきた宮崎駿監督が、最後の最後に好き放題やった自分のための作品だと感じました。
50歳というと、若いと自覚している人でも、自身がおじさんおばさんとはっきり自覚しなければならない年代になってきました。それでもまだまだ人生は続くかもしれません。
X世代の僕たちも、これまで多かれ少なかれ会社という箱の中で世の中のために頑張ってきたはずです。人生の後半戦では好きなように生きてみてもいいのではないでしょうか???
以上。今年47歳になる何者にもなれなかった男の独り言でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
僕自身や、僕が代表を務めている会社である株式会社パンダビジョンにご興味のある方はお気軽にご連絡ください。
会社名:株式会社パンダビジョン
代表取締役:佐野篤
設立日: 2019年6月3日
所在地:東京都渋谷区代々木
コーポレートサイト:https://panda-vision.co.jp/
お問い合わせ:info@panda-vision.co.jp