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Kindleで電気代を稼ごう!

こちらの記事を読んだところで「楽して稼ぐ」ことは一切できません!

この記事はKindleで無料の自費出版をする方法のやり方解説です。
全手順でお金を一切かけずに出版までこぎつけることができます。

KDPって何?

KDP(Kindle Direct Publishing)はamazonの電子書籍出版サービスです。
あなたが書いた本をアップロードすると他の本と同じくamazonのサイトに表示され、買ってもらえるとお金が手に入ります。
私は10冊ほど出していますが、例えば以下のような形です。
(アフィリエイトリンクではありませんのでご安心ください)

儲かる?

儲かりません。

まず本を書くのは死ぬほど手間と時間がかかります。
そして恐ろしく売れません
副業として始めたいとか、KDPの収入で生活したいというようなお金が主目的の方は絶対にやめましょう。何年かかけて電気代稼げるかなくらいです。

じゃあなんでやるのかって?
売れたら死ぬほど気分がいいからだよ。

本を作ろう

ジャンルを考える

どんなジャンルで本を書くかですが、創作か、あるいは自分の知識がある分野で始めると書きやすくて良いです。
創作は小説などの作品ですね。pixivやnoteなどにすでに出しているものをまとめて、プラス書き下ろしを一つ追加するとかでも良いと思います。
創作でなければエッセイ、技術書、学問系なんかが考えられると思います。
例えば・・・
・仕事をしながら3ヶ月で初段になった私の将棋勉強法
・Androidアプリをど初心者がGoogleだけ見て作ってみた
・戦争~私と姑、地獄の700日~
こんな感じです。なんでもいいです。どうせ売れません。
私が書いたものの中で売れないなりに比較的多くの人に読んでもらっているのは「プログラミング系」です。
例えばこれ。

競技プログラミングの本です。
プログラミング関係はソースコードを乗せるので、比較的文字数、ページ数が多くなりやすく、お金にもなりやすいです。(ページ数が多いとKindle Unlimitedで読んだ人からの分配が多くなります)

内容を作る

ジャンルが決まったら早速書き始めます。
「Google Document」を使いましょう。

無料です。ほぼWordです。
こいつでせかせか書いていきましょう。保存は自動でされているので、いちいち「Ctrl+S」を押す必要はありません。

小見出しを作りたいときは文字を選び、「Ctrl+Alt+1」を押してください。文字が大きくなります。これはkindleで出版したときの目次にも反映されます。

注意点として空白行は変換するとなかったことにされてしまうので、作りたければ全角スペースを入れるようにしてください。

変換する

書き終えたらKindleで出版可能な形に変換します。
まず、「ファイル」→「ダウンロード」→「Microsoft Word(.docx)」を押してダウンロードしてください。

このままだとWord形式となり、目次ができなかったり色々めんどくさいのでepubという形式に変換します。
以下のサイトでdocx→epubに変換できます。

「ファイルを選択」からダウンロードしたファイルを選択し、「今すぐ変換」を押してください。
出来上がったら出力ファイルをダウンロードします。

※小説など縦書きで出版したい場合は少し工夫がいります。詳しくは以下の記事を見てください。


プレビュー確認

以下のソフトをインストールします。

amazon公式のプレビューソフトです。こちらを使うことでepubのファイルをダウンロードできます。

プレビューするとこんな感じになります。

これで内容に間違いないか確認していきます。前述したように「Ctrl+Alt+1」で小見出しを作っておくと左側のような目次が表示されます。
問題ないところまで校正できたら「ファイル」→「エクスポート」からkpf形式でファイルを作っておきましょう。

表紙を作る

表紙は2,560 x 1,600 ピクセルで作ります。
絵が描けない人はフリー素材とペイントを駆使して作りましょう。
例えば以下の画像。

背景部分はフリー素材、文字とハートの部分はペイントで作っています。
「表紙 フリー素材」などで検索するといい感じのものがたくさん出てきます。

他にはこちら

「Excel」の影付き文字や「リバーシ」の部分はExcelのワードアートで作ったものを貼り付けしています。こういうやり方もできます。

アップロードする

表紙と内容ができたらアップロードです。
まずこちらのサイトからサインインします。

本を出す前に売上を受け取る銀行口座を登録しておきましょう。
右上に「アカウント」というところがあるのでそこから必要情報を入力していきます。
とりあえずわかるところを入れていって、困ったらググるくらいでやっていけば挫折することはないと思います。

口座登録できたら出版情報を入れていきます。
「電子書籍または有料マンガ」を選択します。
タイトルやらなんやらを入力していきます。ここは指示通りに入力していけば特に問題ないと思います。
価格についてだけ、注意点が2つあります。
・「KDP セレクトを利用してロイヤリティを最大化」は必ず選択してください。
これでKindle Unlimitedの対象になります。Unlimitedで読まれたページに応じてロイヤリティが入ってきます。
ロイヤリティ(印税)を70%にします
ロイヤリティは35%と70%が選べますが70%にしてもデメリットはないので多い方を選びましょう。
ただし、249円以下にした場合、70%にしても日本円での支払いは自動的に35%になります。

審査を待つ

情報をすべて入力すると審査待ち状態になります。
最大72時間以内に終わりますと書かれていますが、だいたい半日かからないくらいで終わります。審査終了時は終わりましたよーってメールが来ます。
審査が終われば晴れて出版です。
ちなみに自分の本でも自分で買わないとkindleには追加できませんので泣く泣く身銭を切りましょう。



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