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さあいよいよ!~安全第一の実践編 ~

あっという間にもう1月の終わりに近づいてきました。
皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

南丹市では先週の寒波で今季初の大雪。市の南部ではあっという間に溶けてしまいましたが、北部ではまだ雪が残っているところも多くあります。
そう、桜の咲く時期も1ヶ月程ずれるとこもあるほど、南丹市はとても広いのです。

今の時期、農家さんたちは春からの農繁期に向けて年間の作付け計画づくりや苗づくりの準備などをされいています。
家庭菜園や自給農をされている人たちも、どんな種を蒔くか、そわそわし始めるころでしょうか・・・

そんな準備のこの時だからこそ、今回は、「安全第一の農作業」についてお話したいと思います。

想像以上に重労働!危ないのは・・・

農業は自然相手の重労働で、意外と事故も多いんです。
農機具には使い方を間違えると即大けがに繋がる様な危険な道具が沢山あります。

田畑の周辺でもエンジン式の刈払い機(草刈り機)や使い慣れない道具を常時使います。

そして道具よりも何よりも、自分の体調管理が重要です。
特に注意が必要なのは、真夏の農作業。
熱中症には要注意です。

冬の今は想像するのが難しいかもしれませんが、あの、じりじりとした太陽の日差しに、むっとする蒸し暑さ・・・思い出しましたか?!

熱中症は命に関わる重篤な症状を引き起こすことがあり、「うっかり・・・」は絶対に回避したいところ。
今回は、熱中症を避けるための対策についてお伝えします。

5月、6月の田植えの頃にはもう蒸し暑さが始まります。

作業は早朝&夕方、昼は休憩!

まずは、農作業を行う時間帯について考えましょう。
真夏の日中は気温や湿度が非常に高くなるため、熱中症のリスクが高まります。ですので、日中の暑い時間帯は避ける!

一番良いのは、早朝や夕方に作業を行うことです。
この時間帯は比較的涼しいため、体への負担が少なくなります。
また、直射日光を避けることも重要です。
できるだけ木陰や日除けの下で作業しましょう。

実際私の住んでいる地域では、真夏なら朝5時台から刈払い機のエンジン音が響いています。
昼間は本当に誰も作業していません。
無理して頑張るのはもってのほかです。

真夏の暑い日に長時間連続で作業をすると、体温が上昇し熱中症のリスクが高まります。
昼はしっかりと休憩をとり、体を休める時間を確保することも重要な安全対策です。
午後の暑い時間帯は特に頑張らないこと!

暑い時期は農作業の合間に小川で涼むのもよいかも?!ひんやり一息。

さらに、農作業の際にはこまめに水分補給をすることも大切です。
熱中症の発症を防ぐためには、十分な水分摂取が必要です。
水筒やボトルを常に持ち歩き、水分をこまめに取りましょう。

熱中症対策グッズの活用もおすすめです。冷却タオルや首ふきタオル、保冷剤などを使用して体温を下げることもできます。
さらに、帽子や日除けの効果がある服装を選ぶことも有効です。
これらのグッズや服装は、熱中症の予防に役立ちますので、是非取り入れてみてください。

農作業の安全対策:熱中症 まとめ

①真夏の農作業では熱中症に注意!
②熱中症は命に関わる危険あり。事前の対策と注意を!
③作業は早朝や夕方!昼はしっかり休憩を取る!
④水分補給や熱中症対策グッズを活用する!

そして、冬の農作業にも寒さによる危険が潜んでいます。
早朝や冬場は心筋梗塞などの発作が起きやすいとのこと。
なので冬は以下に注意しましょう。
①室内から外に出るときは、必ず防寒着を着用。
②朝起きた直後は作業せず、徐々に体を起こしてから作業を始める。

皆さんが暑さ(寒さにも)に負けず、安全な農作業ができるように願っています!

次回は、農機具の解説と注意点などを紹介していきます。お楽しみに!

記事担当:
南丹市地域おこし協力隊/参農サポートセンター相談員:鈴木健司


こんな日暮れの中の作業もよいものです・・・


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