石畳にも歴史あり
昔から門前町として清水寺に参拝する人々で賑わう三年坂地域で、古都京都の風情を感じさせるのが石畳。
実は三年坂地域の石畳は、現在までに二度敷きなおされています。
一度目は昭和53年(1978)、京都市電の路面の敷石が敷かれました。
昭和53年に全廃した京都市電で使われていた敷石が市民の声によって再利用されることになりました。
階段以外の土道が石畳のきれいな道に整備されたことで歩きやすくなりましね。
二度目は平成20年(2008)、石畳が新調されました。
三年坂地域では京都市によって、平成18年(2006)~平成20年(2008)にかけて電柱地中化事業が行われました。
この工事に伴い、三年坂地域の石畳は新調されたのです。新調した石畳は、凸凹がなだらかになり、より歩きやすくなりました。
ちなみに、2回目に外された石畳は鴨川の河川敷にひかれているんですよ。