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三年坂の母校、清水小学校
三年坂地域には清水小学校という小学校がありました。
清水小学校は明治2年(1872)の創立から平成23年(2011)の閉校まで、清水学区の多くの子供たちが学んできました。
明治2年(1872)、京都府とまちの有志の寄付によって『下京第二十七番組小学校(しもぎょうだいにじゅうななばんぐみしょうがっこう)』が建てられました。当時の学校は長生寺(ちょうしょうじ)の辺りに建てられました。
時代によって移転をし、通う児童も増えてきた小学校。
700名もの児童が通っていた学校ですが、さらに増加する児童に対応するために校地を三年坂地域に移しました。
戦後、昭和35年(1960)から徐々に児童数は減少し、この問題に対して平成19年(2007)に小中一貫教育校『京都市立開晴小・中学校』が創設されることになりました。
児童の減少もあり、平成23年3月に行われた清水小学校の閉校式では全学年の代表児童から『児童のことば』が送られ、清水小学校は141年の歴史の幕を閉じました。
閉校した清水小学校の跡地には令和2年(2020)に小学校の外装をリフォームしたホテルがオープンしました。