あの夏の息子への懺悔。
いや、この夏は本当に暑いですね。。
もう暑さ我慢大会をするようなレベルじゃなく、我が家は6月後半からエアコン24時間つけっぱなしにしています。
人間もしんどいですが、物言えぬハムスターとウサギのために、ということで。。まあ、広い家でもなく、エアコンも古くはないので、電気代も大したことありません。
小学1年生のお子さんが学校の授業中に熱中症で亡くなった豊田市の痛ましい事件をきっかけに、いかに日本の小学校の環境が悪いかというのが改めて取りざたされていますね。
自治体によるエアコン設置率格差もひどく、日本の公立教育への投資の少なさが象徴されています。
こんな事件でもないと変わらないんだなとまたもや怒り心頭ですが、安倍首相も今回は動いてくれそうなので、迅速な対応を期待しています!
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018072000741&g=pol
私自身、夏場のエアコン問題について、ちょっと苦い思い出があります。。
もう8年も前のことですが、息子が小5になったと同時に、小学校の学童保育の対象年齢から外れ、夏休みは自宅で過ごすことになりました。
その年は今年よりはマシな暑さでしたが、日中は32,3度はゆうに超えていたはず。
当時、まだ離婚前に住んでいた一軒家にそのままいたのですが、広めのリビングに天井付のクーラー。これがまた、やたら電気代を食うシロモノででした。。
つけっぱなしにすると、あっという間に電気代が1万をすぐに超えてしまっていたので、なるべく夜寝るだけつけよう、など工夫していたのです。
私は車で10分くらいの職場に勤めていたので、最初のうちは心配で昼休みに家に帰り、息子と一緒にそうめんでも食べようね、ということにしていました。
夏休みの初日、自宅に帰ると網戸のままでエアコンがついていない。。家の中は猛烈な暑さー!
息子に聞くと、電気代もったいないから、午前中はクーラーのついている友達の家に行ってしのいでいた、と。。(爆)
確かに当時は私自身が多少我慢していたし、電気代もったない、などぼやいてたのですが、そこまで息子に我慢させてたとは。。と切なくなりました。
いや、明日からは暑いんだからエアコンつけてね!と言っても、俺大丈夫だからと言って聞かなくて。。
我が家の家計がそこまで厳しいものではなかったのとはいえ、十分にお金がないと思うと寒さ暑さもついつい我慢してしまうものなのですよね。
息子のようにお母さんのお財布を常に気にする優しさが、熱中症を引き起こすようなことがなく済んで良かったですが、夏が来ると毎年この事を思い出すのです。(息子を快く家に上げてくれていたお友達とご家族に感謝です)
熱中症による死亡者のニュースが毎日のように流れていますが、エアコンの電気代が払えないことを懸念してそのような事態になる家庭も少なくないのでは。。と心配にもなります。。。
子供の判断もあやふやですし、本人に自覚症状がなく熱中症になってしまうそうなので、もしも小さな子供だけで夏の暑い日に留守番をさせる時は短時間でもエアコンを消さないよう、十分に水分を摂るように言ってから出かけるべきだと思いました。
自戒を込めて。。
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