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おにはそと、ふくはうち。ぱらっぱらっぱらっぱら、まめの音。おには、こっそり逃げていく。

おにはそと ふくはうち

今日は節分。お腹の中に住んでいる自分の鬼を退治して、歳の数と同じだけの豆を食べて、春の訪れを感じる。

お腹の中に住んでいる鬼。

わたしのお腹の中には、どんな鬼がいるだろう。先日、やいかがしを作ろうとイワシを焼きながら考えていた。

かたづけが苦手な鬼も退治したいし、面倒くさがり鬼も退治したい。

部屋が綺麗な方が、心も体もスッキリする。その綺麗な部屋を保つには、面倒くさい鬼を退治しないとすぐに汚くなってしまう。うーん。鬼二匹なんて退治できないしな。今年のわたしが退治すべき鬼は、「面倒くさい鬼」にしよう。

そんなことを考えながら、豆まきをしてみた。

東北は落花生で豆まきをするんだけれど、家族もろともに落花生が苦手だから、幼稚園や学校行事でもらってきてはどうしようかと悩んでいた。

東京の豆まきは、大豆。一粒一粒が小さいし、踏むとすぐに床が汚くなってしまうけれど、大豆は好きだから部屋が大豆臭で大変になってしまっても「まぁいっか」と思えちゃう。

面倒くさい鬼は退治したから、踏んで汚くなってしまった床もさっとお掃除できたのよ。

おにはそと

ちゃんと声に出してお腹の鬼を退治したのだから、この一年ちょっぴり「面倒くさいなぁ」なんて思った時には鬼を、今日のこの日記を思い出そう。

ふくはうち

ちゃんと声に出して福の神を招き入れたのだから、早起きをして、他人にやさしくし、客を拒まない。そんな一年にしていこう。

イワシを焼いて、やいかがしを作って玄関に飾って、自分のお腹に住む鬼と向き合ったこの数日間。春が来て、新年度を迎える前に、まずはいまの自分とじっくりと向き合ったからこそ。明日からの春を元気に過ごせますように。

豆まきをした後から、ちょっぴり喉が痛い。今日は、早めに寝ないとな。


今日もお疲れ様でした。
おやすみなさい☺︎



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🌻さんまり🌻
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