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「病は気から」なんて言うけれど。
朝起きると、声が出なかった。
なんとなく喉が痛いと思ったのは、月曜の午後。風邪を引いた男の子のくしゃみが顔面に飛んできてから数時間後のことだった。これは確実にうつった。そう思いつつも、「喉が痛いだけ」と龍角散で乗り切ろうとひたすら龍角散を舐め続けた。
龍角散は、優秀だ。声が出ない時も3.4粒舐めればカスカスであろうととりあえず声は出るようになる。風邪のひきはじめと喉の痛みには、迷わず龍角散を舐めれば良いと、カバンの中に龍角散のど飴が常備してある。ちなみに、大学時代にあまりにも喉が痛くて辛かった時には、教授が龍角散パウダーをくれた。あれは即効性がすごかった。龍角散パウダーも我が家に常駐させたいと考えること数年。お店で見つけた時はだいたい元気で、ついつい後回しにしてしまっている。
いつもの軽い風邪なら、龍角散でしのげる。がしかし、今回はそうもいかず。火曜には咳が出て、水曜には鼻水が止まらなくなり、鼻をかみすぎてカサカサになった上に鼻血まで出てきた。
さすがにこれはいけないと、重い腰を上げてやっと病院に行ってきたのが、今日。診察室で
ただの風邪ですね
と言われとりあえず安堵感。「ただの」なんて済ませられたけれど、昨日は鼻血まで出したんだぞ!と思うと全然「ただの」とは思えなかったけれど、とりあえず「ただの風邪」らしい。
漢方を処方されて家路に着くと、なんだか風邪が治ってきたような気がする。
それは気のせいで、龍角散を舐めた喉はスースーするし、相変わらずくしゃみも止まらない。でも「ただの風邪」ならすぐに治るだろう、なんて思えちゃうんだから、お医者さんの一言ってすごい。
病は気から
なんて言うけれど、本当にそうなのかもしれないなと妙に感心している。
「ただの風邪」といえども、もう3日目。週末は楽しいお出かけが控えているから、早く回復するように早寝・龍角散・R1ヨーグルト・ヤクルト1000に処方されたお薬を続けて、週末に備えよう。
今日もお疲れ様でした。
おやすみなさい☺︎
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