見出し画像

マスクが必要だけれども、そんなところでも葛藤が続いていく。そんなこの時期。

38.2度。

そう書かれた体温計を見ながら悟った。

「ついに、インフルエンザにかかってしまったんだ」

と。24時間保育所でバイトをしても、大学図書館でバイトをしても、遊園地でバイトをしてもインフルエンザにかからなかったというのに。ついに、きてしまった。

腹痛に吐き気に悪寒。

こんなとき、一人暮らしは心細い。病院に行きたくてもつらくて動けないし、ポカリを買いに行くこともままならない。このまま意識を失って永遠に目覚めなかったらどうしよう、とちょっぴり怖くなる。

救急車は110番じゃなくて119番だよな、なんてことを考えながらiPhoneを握りしめる。でもきっと、本当に辛いその瞬間に救急車を呼ぶことなんてできないだろうなぁ。

あぁ、せっかくの土曜日なのに。休日をこんな辛い形で迎えるなんて不本意だ。でもあれよな。このあともっと体がキツくなったら誰にも連絡できなくなるし、職場に送る連絡の下書きくらい作っておこうかな、なんて考えちゃうわたしもいる。

先週ふと眺めた年休簿に、有給が12日と数時間の有給が残っていると書いてあったことを思い出し、ちょっぴり安堵しながら職場に連絡をする。慢性的人手不足の職場には申し訳ないが、インフルエンザにかかってしまったからには休まねば。

そんなことをぐるんぐるんと考えていた。

***

というところで、夢から覚めた。

目覚めたわたしは、腹痛も吐き気も悪寒もなくピンピンとしていた。目覚め心地はとても悪かったけれど。

職場で猛威を振るっているインフルエンザ。巷では、中国の武漢で死者も出しているというコロナウィルス肺炎のニュースもよく見かける。インフルエンザも風邪も胃腸炎も冬の風物詩だけれど、できることなら避けて乗り切りたい。やっぱり、健康一番だもんなぁ。

飛沫感染を防ぐために、本当だったらマスクをして予防することが必要なこの時期。でもね、相手の口の形を見てコミュニケーションを取るわたしにとって、世の中のほとんどがマスク生活をするこの時期は結構辛い。

どこに行ってもみんながマスクをしていて何を言っているか分からないし、マスクを外してほしいと言っても露骨に嫌そうな顔をされてしまう。

まぁ、そりゃそうだよね。こんだけウィルスがあちこち飛び交っていたら、マスクで感染を防ぐしかないし。みんな、体調は崩したくない。

マスクを外してもらう分わたしもまたウィルス感染リスクは高まる一方だけれども、こればっかりはどうしようもない。毎年悩みの種なんだよなぁ。。。

兎にも角にも今朝の夢が夢で終わってくれるよう、手洗いうがい睡眠を徹底してこの冬も乗り切らねば!

今日もお疲れ様でした。おやすみなさい。



いいなと思ったら応援しよう!

🌻さんまり🌻
見に来てくださりありがとうございます。サポート、とっても心の励みになります。みなさまからのサポートで、わたしの「ときめき」を探してまたnoteにつらつらと書いていきます。