今日は、母の誕生日。
25年後、わたしはどんな誕生日を迎えるのだろうか。大きなホールケーキに50本の蝋燭を立てる？それとも、ひとりでコンビニスイーツを買ってきて食べる？それとも、自分の誕生日なんて忘れちゃうのかしら。それとも……
今日は、母の誕生日。50歳になった。
50歳なんてとんでもなくおばさんのイメージだったけれど、50歳になった母は膝丈のスカートだって履いちゃうしパート帰りにナナズグリーンティでパフェを食べてきちゃう。洋服や小物は、時たまシェアするし、行きたいお店やイベントも大抵同じだからよく一緒に出かける。
イメージしていた50歳よりずっと若い。
母への誕生日プレゼントは、ルピシアのティーカップにした。夏に中国で買ってきたお茶が、とても綺麗に映えそうなカップ。わたしも同じカップをかれこれ4年近く使っているのだけれども、丈夫でおしゃれで使いやすい。
ラッピングしてもらうときに、 #旅と写真と文章と で写真展をしたときに出展したポストカードにメッセージを書いた。かわいいポストカードを買うか最後まで悩んだけれど、わたしの心ときめいた瞬間は、きっと母の心もときめくだろうと思って、自分の写真にした。
母は、娘のわたしがあげたものならなんでも喜んでくれるし、大切に使ってくれる。だからこそ、母のライフスタイルに合ういつも使えるものをプレゼントしようと想う。
お休みが重なった昨夜、母とディナーに行った。美味しいご飯を食べて、プレゼントを渡して。母は目にちょぴっと涙を浮かべていた。
お互い都内に住んでいるというのに、未だに新宿や池袋の改札で泣きそうになる母。愛されてるなぁと思うと、わたしの顔も綻ぶ。
わたしの50歳の誕生日はどんなふうに迎えるのだろう。願わくば、母のように若々しく、大事な人と共に歳を重ねたい。
happy happy birthday！
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