見出し画像

わたしとわたしの周りの世界が幸せであるために

48.80%。
参院選の投票率は、戦後二番目の低さだった。

あれ。
わたしの周りでは、たくさんの人が誰に投票するか真剣に考え、投票所へと足を運んでいたはず。フォローしているSNSでも選挙についての投稿をたくさん見たはず。
ここにもかかっていたか、仲良しフィルター。
SNSって、世界とつながっているようにみえるけど、本当のところは良くも悪くもわたしの周りの世界でしかないのかもしれない。

あれ。
それなのに、投票率は半数を切っていた。(まぁ、期日前投票は30.39%と過去最高だったわけだけれども)
それでも、SNSでものすごく話題になっていただけあって、今回の投票率にはびっくりした。

わたしは特別政治に詳しいわけではない。でも、投票行って外食するくらいの非日常を楽しむイベントの一つだと思っている。

https://note.mu/sanmari_store/n/n67e611dcb338

だってほら、権利なんだもん。
・戦争はしたくない
・女性だって社会で平等に扱われたい
・願わくば、世の中の情報保障がもっと充実して欲しいし
・障害を腫れもののように触らない未来が来て欲しい
選挙は義務だと思っているので、理由を挙げるとすれば以下を理由に選挙へ行った。

今回の参院選では、街頭演説にも手話通訳をつける党があった。ただ公約に「障害者福祉の充実」なんて薄っぺらいことを書くだけでない。街頭演説の内容をわたしたち聴覚障害者にも伝えたいと思う候補者がいたのだ。選挙のときから実行に移す候補者がいた。それだけで嬉しいし、これからもわたしたちの目線に立った政治をしてくれるのであろう。なんて期待しちゃう。
それくらいの理由で投票したっていいんじゃないでしょうか。

「何に重きをおくか」なんて人それぞれ。でも、「わたしはこれを求めている」の意思表示をするチャンスだと思っている。もちろん各政党の公約を見て、うんうんと悩むのもよい。でも、小難しいし量が多すぎて分かんなくなっちゃう。だから、限られた時間で語る街頭演説や限られた文字数で語るTwitterをはじめとするSNSの存在は大きい、と思う。それだけの情報で投票したっていいんじゃないでしょうか。

実際に今回は、れいわ新選組からふなごやすひこさんと木村英子さんが当選した。一議員として障害のある議員と他の議員たちがどう関わるのか、国の代表がどんな立ち位置をとっていくのかは見所だと思う。
腫れ物として扱われるのか、障害は個人にあるのではなく社会にあるして周りが変わっていくのか。国の代表たちの集まる国会がどう動いていくのかは、わたしたちの生活に影響する。きっと。
だから、無関心はこわい。

わたしの周りもフォローしているSNSもお祭り騒ぎだったというのに、投票率は悪かったし中でも二十代の投票率はホントに低かった。改めて、SNSといえども「類は友を呼ぶ」のだなぁと感じた。良くも悪くも。

確かに普段のわたしは「わたしとわたしの周りの世界が幸せだったらそれでいい」と信じて疑っていない。じゃあ、世の中に、世界に、何かを伝えたいと思ったとき、わたしはどんなことばを紡いだらいいのだろう。

あー。
戦争したくないし、女性がもっと活躍してほしいし、願わくば情報保障が充実してほしいなー。

#ニュース語る #エッセイ #生活 #聴覚障害 #参院選 #旅しゃぶ更新部



いいなと思ったら応援しよう!

🌻さんまり🌻
見に来てくださりありがとうございます。サポート、とっても心の励みになります。みなさまからのサポートで、わたしの「ときめき」を探してまたnoteにつらつらと書いていきます。