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おはよう2023
いくつもの「よいお年を」を越えて、2023年がやってきた。
2022年の最後は、大掃除を終えて、長風呂をしながらここ数年のがんばったことたちを並べていたらすっかりゆでダコのようにふにゃふにゃになってしまって、ちょうどパジャマに着替えたタイミングで年を越してしまった。
「お外から花火の音が聞こえるよ」と教えてもらったので、パジャマの上にコートを羽織って家の前の坂を駆けのぼったら最後の一発の花火がちょうど落ちてくるところで。見晴らしの良い公園に着いた頃には、あたりはしんと静まって、澄んでピリっとした冬の空気の中、星がキラキラと輝いていた。
ここが「星」の文字が付く地だからか、手を繋いで一緒に空を眺めている人が大好きな人だからか。大晦日から元旦にかけての夜空は、気持ち良いくらい静かで、とんでもなく綺麗だった。
翌朝はのんびり目覚めて「年越しそば」ならぬ「年越した蕎麦」を食べて、初詣へ。
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地元の小さな神社さんだけれども、並んでいる間にちんどん屋さんがやってきて気持ちを盛り上げてくれてとっても楽しかった。あと、元日もずうっと雲ひとつない晴天だったので、境内の大きな御神木の合間から見える青空を眺めては気持ちよく過ごせた。
大きく息を吸える場所、ほんっとうに大好き。
二礼二拍手一礼して、おみくじを引いて、そのままショッピングモールへ。お正月休みの後半は北の地へ行くので、あったかい下着やタイツを買い込んで、31アイスクリームへ。
カップのトリプルを頼んで、二人で突っつき合うのをずっとずっと楽しみにしていたので、年始からやりたいこと達成。学生時代は、スタバのフラペチーノだってタピオカだって、ケチケチして二人で一本だったよねとフードコートでケラケラ笑って。
お家に帰って、お雑煮とジンギスカンというアンバランスかつ正月なのに殺生しまくりの夜ご飯を。お雑煮って地方によって味が違うらしいのだけれども、今年は東北生まれのわたしがお雑煮作りを担当。
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実は、人をお家に招待したりお料理を振る舞ったりすることは苦手だなぁと思っているのだけれども、実家で作っていた味を思い出しながら、グツグツ煮込んで作ったそれを「お正月っぽいねぇ。おいしいねぇ。」と食べてもらえてほっと一安心。お料理、もっと作れるようになりたいなぁ。
ジンギスカンもとてもとてもおいしくて(お雑煮とかジンギスカンの組み合わせについてはノーコメントで)、ペロリと平らげてしまった。
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空を眺めること
お寝坊と
お散歩と
食べること
好きなことをギュッと詰め込んだ2023年最初の日。
2023年も「毎日が楽しい」なんてのは贅沢かもしれないけれど、日々空は美しく、こころも晴れやかで、自由で解放感にあふれて、すきなことをすきだと言える一年になりますように。
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