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嫉妬とか 忖度とかじゃなく 純粋に 会いたかったと 言える強さよ。
SNSとかオンラインコミュニティとか、そういうのが当たり前になってきた今日この頃【会ったことないけど仲良し】みたいな人が一定数いる。
一昔前は「ネットでの出会いなんて、よく分からないし危険!」だと多くの人が信じて疑わなかっただろう。でも、Yahoo!ブログだとか前略だとかモバゲーだとかmixiだとか……あと、TwitterやInstagramやFacebook。ずっとずっとSNSは、わたしたちの生活の傍にあって。
今では、日常のお友達、職場の人たち、そしてサードプレイス的な存在にこのSNSで知り合った友人たちがいる。幸いなことにわたしはSNSで怖い目にあった試しがあまりないので、TwitterとかInstagramとかnoteとかオンラインコミュニティとか、そういう類のものが好きな方だと思う。
純粋に【「好き」の軸が同じ】ということ、純粋に【相手のことを尊敬し合える】ことって、現実ではなかなか少ない。なんでだろう。日常の友達や職場の人たちとだと、嫉妬とか忖度とかそういうものがこびりついてくるのに、サードプレイスに至ってはそのようなことは少ない。
嫉妬とか忖度とかそういうことを考えるほどお互いに干渉できない距離感があるからなのか、現実のそういうしがらみが嫌だからサードプレイスを求める人が多いからなのか。どちらにせよネットでしか見ないのに「会ってみたい」人が一定数いて、その人たちと実際に会う時間はやっぱりとても楽しいことが多い。
そんな【オンラインでは何度かアイコンを見ていたけれども、実際に会うのははじめまして】のお友達とついにお会いすることができた。TwitterでもInstagramでもなく、オンラインコミュニティのSlackを通じて約束して、たぶん、4年越しくらいに。
わたしの中では、その人のTwitterやInstagramのアカウントとSlackの名前が一致していたのでそんなに違和感がなかったのだけれども、そういえばわたしはSNSとSlackのアカウント名をちょっと変えている。特に理由はないんだけれども、Slackで会話する人はより近しいような気がしているので本名表記。
それで半日、ランチをしてお散歩をしてカフェに寄って帰宅して「今日は楽しかったー!」とツイートしたら、その半日一緒に過ごしたうちの一人から「いつかさんまりさんに会ってみたいなーと思ってたんです!Slackの名前とアイコンが違うから、まさか、今日一緒に過ごした人がさんまりさんだとは思いませんでした‼︎」という衝撃のリプをいただいたのだ。
なんと。そんなことあるの。
確かに、人の顔というのは実際に会ってみないと全部同じように見える、もしくは同じ人を撮った写真なのに髪型やメイクでどの写真も同じ人には見えない、なんてことはよくある。福士蒼汰さんと中川大志さんとか、小松菜奈さんとあいみょんさんとか。
でも、4年もSlack・Twitterそれぞれでそれなりに交流を深めていたはずの人から、Slackに存在するわたしとTwitterに存在するわたしが別人格として認識されていたということに、結構衝撃を受けた。こんなことが起こるのか。
ちなみに「いつか会ってみたいなーと思ってたんです!」って、最大のラブレターだと思いませんか?心のどこかで会いたいと思ってもらえるって、すごくすごく嬉しい。現実では照れ臭くて「会ってみたかった」なんて言えないけど、オンラインで出会った人にはストレートにこいうことが言えちゃうのも不思議。
わたしも、次に誰かオンラインで仲良くしてもらっているお友達に現実で会えたら「会いたかったんです!」って、ちゃんと言葉にしていこうっと。
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