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sanmariのひとりごと

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なんでもない日常の、でも、だれかにとって、ちょっと、特別なことたち。
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#振り返りnote

ペアルックしよう!なんて、恥ずかしくてもう言えないけれど。

もうそろそろ30歳になるというのに、楽しいことが控えている前の晩は、わくわくして眠れない。何を着ていこうか、髪型はどうしようか、お化粧に何分かかるだろう……。 コーディネートを思いついたら、常夜灯だけの薄暗い部屋でゴソゴソとクローゼットからお洋服を取り出してきて、壁にかけてしまう。そのお洋服をチラチラと眺めながら眠りにつく夜は、もしかしたら当日よりも好きかもしれない。 だから、この夜もわたしが「明日はこれを着るの!」と淡いデニム地のワンピースをハンガーに掛ける姿を横目に「

こんにちは「翌日にひびく胃もたれ」さん。

兵庫の山奥で大学院生をしていた頃、わたしたちは週末になるとソワソワしながら高速バスに乗って梅田の街をフラフラしていた。普段は、近くのイオンで買った食材で慎ましく自炊生活をしていたので、梅田に出る日は外食も楽しみで。 確かあれは、キーンと冷える冬の日のこと。これはもう「お鍋を食べよう!」となって入ったのが赤から鍋のお店。わたしが大学時代を過ごした仙台では、在学中にオープンして。定期的に「女子会」と称してはみんなで通っていたのを思い出して、ここに行こうよと。つまり、お財布事情的

noteで振り返る2023上半期

6月も最終日。いわゆる、上半期というものが通り過ぎていく日。毎年、年末とか年度末とかお誕生日とかそういう区切りで振り返ることはあるけれども、上半期って気付いたら去っていってしまうことが多い。でも、今年は毎日noteを書いて過ごしてきたので、せっかくなので振り返ってみようかなと思って今noteを読み返している。 1月 おかえりと言ってもらえるあたたかさに抱きしめてもらう日々 彼と年越しをして、実家に帰るお正月。なんだかんだ恒例行事になりつつある流れから、今年もスタート。おみ

母の日は、とびっきりの愛用品を。

今日は、母の日。夕方にLINEで "今日は、母の日だね。 いつもありがとう。" とメッセージを送ったら、かわいいカーネーション のエフェクトが飛んできた。毎度季節の節目節目に、大切な人へメッセージを送りたい気持ちにさせてくれるUXに、いつも踊らされています。ありがたいなー。 この時期は、わたしも母も仕事が忙しいので当日に会えることは少ない。でも、今年はGWの帰省で会えたので、そのときにプレゼントを用意して行った。 プレゼントしたのは、イケウチオーガニックさんのオーガニ

ここは、わたしのsaveポイント〜毎日更新200日目を迎えました!〜

noteの毎日更新をはじめて、200日目を迎えた。 実は、noteを始めてすぐの3年くらい前にも毎日更新をしていたことがあった。でもそのときは、163日目に寝落ちをしてしまって記録を途絶えさせてしまっていた。 あのときは「毎日ちゃんと文章を書こう!」と意気込んでいたので、正直ネタが思い浮かばなくてしんどかった日もいくつかあった。だから、今回は「毎日更新してます!」みたいなことを大きな声で言わなかったし、しんどい日はつぶやき機能も使っている。 それでも、細々と200日目を

ここ最近は、気圧にすこぶるヨワイ。

こんばんは大型低気圧がやってきているとかで、わたしは朝からずっと眠たい。 20代後半くらいから気圧の影響というものをモロに受けはじめていて、気圧が下がったり上がったりすることがとにかく苦手。特にわたしは、気圧が下がってくると眠気が、上がってくると吐き気がするタイプ。 気圧が下がっていくときは天気も悪くなっていくので周りも「今日はしんどいよねぇ」と共感してくれるのだけれども、気圧が上がっていくときはたいてい「久しぶりの青空!よい朝!」みたいな日が多いので、なんだか損した気持

#音の世界と音のない世界の狭間で にこだわる理由

わたしは、ことにお耳に関して、周りに恵まれすぎている。 その昔、聴力が落ち始めた時期には聴覚障害のある友達がそばにいてくれて、手話コミュニティに入れてくれて、講義には情報保障がついて、周りの友達が音声情報を文字や手話で見せてくれて、相性の良い認定補聴器技師さんに出会うことができた。 だから「耳が聴こえにくいんです」と言うだけで、周りの人たちがなんとか守ってくれるだろうと過信しているところが、あった。実際、どこに行っても周りがちゃんと守ってくれている。 そんな温室でぬくぬ

みんながいつも「ここ」にいてくれるということ。 #旅と写真と文章と

年齢を重ねるごとに、わたしの周りは好きな人だらけになっている。 学生時代、特に公立の中学校に通った3年間は8クラスもあるヤンキー排出マンモス校に通っていたこともあって、とにかくいろんな人がいた。お家が白い壁に囲まれていかついお兄さんが出入りしている子もいたし、お腹を空かせてご近所中の家を尋ねてはお菓子をせがむ子もいたし、高層マンションから日傘をさして登校してくるお嬢様もいた。 とにかくなんでもありの中学校だったけれど、いろんな背景をもつ友達ができたあの頃は、今のところ人生

記念日がたくさんあるカップルは、続きやすいらしい。

はじめてこのnoteというプラットフォームに自分のことばを書いた日を、割とよく覚えている。 確かあれは、ちょうど2年前の七夕の日。 「文を書くことと読むことが好き」と言いつつも、Twitterの140字には収まらないし、Facebookにはあまりにも知り合いが多すぎる。しかも、学生時代の恩師なんかもいて、ちょっぴり小っ恥ずかしい。 そんなことを考えていたときに、当時入って1週間足らずだったオンラインコミュニティ #旅と写真と文章と のメンバーから「やさしい世界があるよ」