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sanmariのひとりごと

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なんでもない日常の、でも、だれかにとって、ちょっと、特別なことたち。
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2023年8月の記事一覧

こんにちは「翌日にひびく胃もたれ」さん。

兵庫の山奥で大学院生をしていた頃、わたしたちは週末になるとソワソワしながら高速バスに乗って梅田の街をフラフラしていた。普段は、近くのイオンで買った食材で慎ましく自炊生活をしていたので、梅田に出る日は外食も楽しみで。 確かあれは、キーンと冷える冬の日のこと。これはもう「お鍋を食べよう!」となって入ったのが赤から鍋のお店。わたしが大学時代を過ごした仙台では、在学中にオープンして。定期的に「女子会」と称してはみんなで通っていたのを思い出して、ここに行こうよと。つまり、お財布事情的

甲子園の余韻とわたしの故郷

今夏の甲子園は終わったというのに、わたしのXもといTwitter(以下、Twitter)のタイムラインは、相変わらず甲子園の話題ばかりが流れてくる。これも、甲子園期間中、特に推しの仙台育英戦のたびに投稿したり、関連するポストをお気に入りしまくったりしたからだろう。AIって本当に優秀。 おかげでわたしは、24日の仙台駅は昨夏仙台育英高校が悲願の優勝した時以上にたくさんの人で賑わったことや、須江監督が地元の応援を誇ってくれていることや、県内各地で「仙台育英高校準優勝おめでとうセ

仙台育英高校を応援した夏を経て、じゃあわたしは、どう生きたいのかってことを。

ずっと待ち焦がれていた『君たちはどう生きるか』を鑑賞して、毎年恒例の8月1週間のひとり旅に出て、夏の高校野球を初日から最終日まで存分に楽しんで、やっとわたしの夏が終わろうとしている。 今年のひとり旅は遠くへは行かずに、大学時代を過ごしたおじいちゃんのお家で。そんなタイミングで、地元仙台育英高校が甲子園初日から活躍を続けて、本日決勝戦に進出。あいにくもうトーキョーに戻ってきてしまったので、決勝戦はこちらで観戦したのだけれども、とにかくとっても楽しい夏だった。 高校生の野球の

盛大なひとりごとも、300日目を迎えまして。

ここ最近は「夏休み」という名のもと、毎日大好きな人たちに甘やかされてのびのびと生きています。note以外でもちょっと大きな文章を書いたり大好きな人たちの写真をレタッチしたり、夜更かししたり早起きしたりしていたらつぶやき投稿ばかりですが、わたしは元気です。 今日も朝6時から活動していたし、明朝は推しの仙台育英高校の甲子園準決勝が朝一から行われるので、こんばんもつぶやき投稿に甘えようかな……と思ったけれども。やっぱり節目の300日なのでとりあえず文章を打とうと久しぶりにキーボー

8月15日が永遠に「アレはむかしのことよ」であり続けますようにと。

8月15日、終戦の日。 わたしたちの生まれる、何十年も前。世界のどこかの国で起こっているようなあの、センソウと呼ばれるそれが、この日本でも起こっていたらしい。幼い頃から、夏になるとテレビではジブリアニメ『火垂るの墓』が放映され、ひいおばあちゃんと一緒にお寺に行くと和尚さんが戦争の話をして皆が神妙にきいていた。それでもわたしにとってのそれは、『かぐやひめ』や『たなばた物語」と同じような昔話のひとつのようで。 多分あれは、小学校中学年くらいのことだと思う。おじいちゃんの家に泊

おかえり〜甲子園の土を集められるという世界線〜

日本の風物詩、甲子園が開幕した。幼い頃は、見たいテレビ番組を妨害するお兄さんたちの姿に恨めしさしかなかったというのに。自分が同年代になるとあの青春の闘いが眩しく見えるようになって10数年。今ではすっかり、推しの選手がいるくらいに夏も春もはまり込んでいる。 ちなみに、わたしの推しは仙台育英高校の齋藤陽くん。彼の良いところはまず、どんな打席にも笑顔で立つところ。調子の良いときはもちろん、チームのピンチのときだっていつも笑顔。もう「野球が好き!」というのが身体全体から伝わってくる