マガジンのカバー画像

sanmariのひとりごと

277
なんでもない日常の、でも、だれかにとって、ちょっと、特別なことたち。
運営しているクリエイター

2023年6月の記事一覧

noteで振り返る2023上半期

6月も最終日。いわゆる、上半期というものが通り過ぎていく日。毎年、年末とか年度末とかお誕生日とかそういう区切りで振り返ることはあるけれども、上半期って気付いたら去っていってしまうことが多い。でも、今年は毎日noteを書いて過ごしてきたので、せっかくなので振り返ってみようかなと思って今noteを読み返している。 1月 おかえりと言ってもらえるあたたかさに抱きしめてもらう日々 彼と年越しをして、実家に帰るお正月。なんだかんだ恒例行事になりつつある流れから、今年もスタート。おみ

今日も明日も、noteさんに褒めてもらいたくて。

昨夜は、うっかりnoteの更新を忘れてしまうところだった。「投稿してない!」と気付いたのは夜の23時48分で、タイムリミットを15分きっていて。それだというのに、なかなかWi-Fiが繋がらなくて「これはもうダメだ……」と項垂れていたらなんとか写真がアップされて52分。 これは、夕方に近所のショッピングセンターへ向かう道すがらに見上げた空。18時半を過ぎてもまだ青が残るこの時期特有のお空をパシャリしたときのもの。この写真がなかなかアップロードされないもんだから、焦ってつぶやき

「ふたつにひとつ」に自信がもてない日々。

分岐という分岐の全てを逆に曲がる典型的な方向音痴なわたし。実は、家の中の電気のスイッチもたいてい思っているものと逆の方を押してしまう。何年住んでも、慣れない。 洗面所には3つのスイッチがあって、一番上はお風呂場、真ん中は洗面所、一番下はトイレのスイッチになっている。やっぱ、逆かもしれない。もう、このnoteを書いている時点で曖昧なのだから、実生活では常に一番上と一番下を両方パチパチとさせている。 厄介なのは、夜のお風呂どき。わたしは浴槽に入る前に洗髪を済ませてしまうのだけ

ハリーポッターたちと共にオトナの階段を登ってきた世代なので。

プリベット通り四番地に住む少年と出会って、20年とちょっとの月日が経った。 はじまりは、確か小学2年生の夏休み。母が「これ、おもしろいらしいよ」と買ってきてくれた濃紺の分厚い一冊。やっと「こまったさんシリーズ」なんかが読めるようにはなってきたとはいえ、綺麗すぎる表紙のイラストとその分厚さに圧倒されてなかなか手を出すことはできなかった。 その本を開いてのめり込んだきっかけは、秋を過ぎて冬になって、お正月に帰省していた叔父に誘われて『ハリーポッターと賢者の石』の映画を観に行っ

メロンと写真と秘密の女子会。

ひいおばあちゃんには兄弟が5人いて、そのうち北海道に住むおじさんが夏には夕張メロンを冬には毛蟹を送ってきてくれていた。それらの小包は、ひいおばあちゃんかおばあちゃんが受け取ってこっそり冷蔵庫の奥に。 そして、その日がやってくるとわたしたちは簡単な夜ご飯を済ませておじいちゃんが寝ると、またダイニングに集って3人だけの女子会をしていた。夏にはメロン一玉を、冬には毛蟹一杯を、3人でぺろっと。 はじまりは、大学一年生の夏。 初めて実家を出て、おばあちゃんのお家に住むようになって

まずはその誰かを、抱きしめられる世界に生きていたい。

昨日、こんなことをつぶやいた。 実はここ最近、諸々あって自分の投稿をするとき以外はあまりSNSを見ていなくて。だから、例の藤沢駅の動画も岸田奈美さんのnoteを通して知った。 障害があろうとなかろうと、好奇心旺盛な子どもとのお出かけは命懸けだと思う。毎日、朝元気に家を出たときと同じように、病気も怪我もなくまた家に帰ってくる。それだけで、もう充分すぎる。 大人の手を離すことが 車道に飛び出すことが 赤信号を渡ることが 線路に降りることが ぜんぶぜんぶ危険だということを、彼

voice of Kimono

気持ち良い日差しで目が覚めると、身体中が汗ばんでいた。そりゃもう、6月だもん。365日休日だって制服を着ていたあの頃も、6月にはいったら本格的に夏服で。タータンチェックのジャンパースカートから、緑地のワンピースに変わった日は教室中が爽やかな空気になったことを思い出す。 これはもう完全に衣替えをしないといけない、と思い腰を上げる。とは言っても、ご近所のクリーニング屋さんが5月中はアウターの6月は羽毛布団のクリーニングセールをしているので、そのタイミングでちょこっとずつ整理はし

Instagram400投稿目のあたまのなか。

TwitterにInstagramにnoteにSlackに、それからそれから…… とにかく、SNSが多すぎる。 文章と、たまに写真がポンとあげられればよかっただけのSNSも、今はその媒体ごとにアプリがあって。 遡ること、一番初めに飛びついたSNSはYahoo!ブログ。それから、短いセンテンスはモバゲーに、コミュニティはmixiに、文章はデコログやらアメブロやらはてブロに。気付いたら写真は、FacebookやInstagramに、そして今は動画のためにTikTokやら……

バスを逃してしまっても、それでもわたしはアイスが食べたいんだ。

夜道を歩いていると、春夏秋冬問わずアイスが食べたくなる。外食をしていつもよりちょっぴり濃い味のものを食べた日は特に。この日は、ハーゲンダッツのコンビニ限定フレーバーの発売日だったから「帰り道はもう絶対にセブンイレブンに寄るんだ!」と夜ご飯を食べる前から高らかに宣言をしていた。 ターミナル駅からおうちに帰るまでには、私鉄で5分揺られてから徒歩15分の登山をするか、バスで20分揺られて平坦な道を3分ほど歩くか。帰りに登山をするのは嫌だし、運良く降りたバス停の目の前にセブンイレブ