マガジンのカバー画像

sanmariのひとりごと

277
なんでもない日常の、でも、だれかにとって、ちょっと、特別なことたち。
運営しているクリエイター

2022年12月の記事一覧

2022年もありがとうございました!

クリスマスあたりからの毎日は「年の瀬」を言い訳に、会いたい人たちに思う存分会って浮き足立っていたので、気づいたら大晦日の日の入りの時間を迎えようとしている。 今年は精神的にも本当に苦しいなぁと思うことがたくさんあって。正直「書く」どころではなかった時期も長かったけれども。それでも、年末に会いたかった人たちみんなに支えてもらって、「数年後こうなりたいな」というオトナたちに抱きしめてもらいながら一歩一歩踏みしめて、ちょっと足取りが軽くなって12月。 それでも、「ことばが好き」

次は「そろそろお誕生日だし」って誘うんだ。

年の瀬だから 12月は、そう言い訳すれば大好きな人たちにとことん会えるので本当に楽しい季節だなぁと思う。クリスマスのウキウキ感が過ぎ去って、世の中がゆっくり今年の終わりに向けてペースダウンしていくこの空気感が、毎年なんともいえなく好きでたまらない。 普段、 #音の世界と音のない世界の狭間で それぞれ生きるわたしたちも、年末はこっそり待ち合わせて、夜の街を音のない口形と手話でわいわいと練り歩く。 わたしたちはともに、普段の生活では主に補聴器を活用して生活していて。四六時中

動かざること山の如し。

トーキョーに来るときは、いつでもお相手するね。 と約束している友達が、この冬も遊びに来てくれたのでホテルステイをしに、OMO5東京大塚by星野リゾートへお邪魔してきた。 お部屋は「やぐらルーム」という秘密基地のような空間。おしゃべりスペースと睡眠スペースが上と下で分かれているので、夜な夜な盛り上がるおしゃべりタイムは、寝具が汚れる心配をせずにちょっとしたモノを摘めて最高。 バストイレが別スペースかつ浴室には洗い場と浴槽がちゃんとあるので、お風呂もゆっくり過ごせて、「お風

何をするか、誰と共有したいか、共有したいと思ってくれる人がいるということ。

同じ本を何度も読む とか 同じ映画を何度も見る とか 結末を知ってても、それでも同じものをみてしまうときがある。たとえば、数年の月日が流れてストーリーが朧げになっているときとか、お勧めしたい誰かと一緒にみたいときとか。 この週末最初の夜は、W杯の決勝戦をフルで観戦して、もうひとつの夜はネットドラマを一気見して、そのテンションで歌を歌った。 W杯の決勝当日は友達とLINEでお喋りしながら自宅で一人観戦をしていたのだけれども。どうやら彼は仕事が忙しかったようで、観戦できなか

「たいしたことないんだけどね」こそ「たいしたことある」のよ。

クリスマスイヴのお昼。家の前の急な坂道をやっと下ったその先で目に入ったのが、ご近所のギョーザ屋さん。 本当はショッピングモールに行く予定だったのだけれども、2年前にお引越しをしたときからずっと気になっていたそのお店がちょうど開いていたので、入ってみることにした。 店内に入ると、彼は迷わずテーブル席を選んでくれる。わたしとの会話は特に外では手話や口の読み取りが中心になるから、カウンター席よりも向かい合わせの方が都合が良い。 メニューはシンプルに ・ライス ・半ライス ・ギ

音の世界と音のない世界の狭間と視えにくい病院と

日々 #音の世界と音のない世界の狭間で と聴覚障害のあるわたしの生活のあれやこれやをここに綴っているのですが、わたし目も悪くてですね。 特に小さい頃は、ひとつのものを見ているつもりでも左右どちらかの視線が外側に向かってしまう【外斜視】という病気があって。その治療で強めの眼鏡をかけていたら弱視が酷くなってしまったので、中学生の頃からずっとハードコンタクトの愛用者。 眼鏡だと度が強すぎて世界が歪んでしまうし、ソフトコンタクトだとドライアイが酷くて終日付けていられない。でも、レ

音の世界と音のない世界と視えにくい日。

の究極の二択があるとしたら、迷わず【まったく聴こえなくなる】を選ぶと思う。見えれば手話や筆談をすれば良いし、生まれてこのかた【正常なきこえ】というものをまったく経験したことがないので、音がないことに対する抵抗感は小さい。 でもそのぶん【視ること】に神経を研ぎ澄まして生きているので、視えなくなってしまったらもうどうしたら良いかわからないと思う。 だというのに。 目を覚まして、トイレを済ませて、歯を磨いて、「さぁコンタクトをつけよう」とコンタクトケースをあけたら、右眼に入れ

整体、よい距離感。

身体の調子がなんかおかしいな…… そう思ったときは大抵身体中がゴリゴリに凝っている日なので、今日は朝から整体の予約をして夕方に施術してもらってきた。 以前、好きな人がお家に来てくれたときにマッサージをお願いしたらそのまま寝てしまうというとんだ大失敗をしたことがあるので、ここしばらくは駅の近くのクリニックに通っている。(この日もサッカー観てたわ) 初めて行ったときからいつも同じ方に施術をしてもらっていて、どのあたりが凝りやすいのかとかどうしたらほぐれるかとかよく分かってく

W杯マジックにかけられて

スポーツとかお笑いというのは、ライブで見るから楽しいものであって。ライブの展開の早いこれらと、字幕はどうも相性が合わない。解説と実況が声を重ねてきたり、字幕の表示を待っている間に試合展開が急に変わっていたりするから特に。 だから、前回のW杯予選を見ていたときは「あぁ、サッカーは解説してくれる人が横にいないと楽しくないな」とどこか諦めモードで、解説してくれるサッカー好きと一緒の夜しか観戦しなかった。 ところがどっこい、この4年間で補聴器とiPhoneの音声がBluetoot

ここ最近は、気圧にすこぶるヨワイ。

こんばんは大型低気圧がやってきているとかで、わたしは朝からずっと眠たい。 20代後半くらいから気圧の影響というものをモロに受けはじめていて、気圧が下がったり上がったりすることがとにかく苦手。特にわたしは、気圧が下がってくると眠気が、上がってくると吐き気がするタイプ。 気圧が下がっていくときは天気も悪くなっていくので周りも「今日はしんどいよねぇ」と共感してくれるのだけれども、気圧が上がっていくときはたいてい「久しぶりの青空!よい朝!」みたいな日が多いので、なんだか損した気持

足のサイズが大きかったら、身長も大きくなるはずじゃなかったのか。あれは、都市伝説だったのか。

小学校中学年くらいまでそう言われて育ったので、大きくなったら170cmくらいのモデル体型になる予定だった。 当時は背の順で並んでも後ろから数えたほうが早かったし、身長の高いお姉さんになる未来しか想像していなかった。けれども、足のサイズも身長も小5くらいからほとんど変わっていない。 足のサイズは、23.5cm 身長は156cm それなりに三食バランスよく食べて、よく寝て、それなりに運動して成長期を過ごしたはずなのに、今では「さんまりのお家も持ち物も全部シルバニアサイズだね

#音の世界と音のない世界の狭間で にこだわる理由

わたしは、ことにお耳に関して、周りに恵まれすぎている。 その昔、聴力が落ち始めた時期には聴覚障害のある友達がそばにいてくれて、手話コミュニティに入れてくれて、講義には情報保障がついて、周りの友達が音声情報を文字や手話で見せてくれて、相性の良い認定補聴器技師さんに出会うことができた。 だから「耳が聴こえにくいんです」と言うだけで、周りの人たちがなんとか守ってくれるだろうと過信しているところが、あった。実際、どこに行っても周りがちゃんと守ってくれている。 そんな温室でぬくぬ

551のぶたまん。

学生時代、研究のためにフィールドワークに出かけると帰りの高速バスに乗れるのがちょうど夕方で。夜ご飯には少し早いし、貧乏学生だったのでそんなに高いものは食べられない。それでも、最寄りでバスを降りる頃には外は真っ暗。 というときに、駅でお守りのように買っていたのが551のぶたまん。お肉がたっぷり詰まっていて、一箱に二つも入っている。それでいて500円もしないでお買い上げできちゃう。最高じゃない? ひとつは、バスの中でその日のフィールドの記録を書きながらむしゃむしゃと、もうひと

冬、どんとこい。

季節限定の雪見だいふくは全フレーバーを食べたいと思っているし、W杯期間中はサッカーの試合を中心に生活をまわす。とにかくミーハーの極みなので、この冬一番恐れているのはインフルエンザ。 高校くらいまでは毎年クラスの先頭を切ってインフルエンザに罹っていたし、未だに季節の変わり目には声が出なくなったり高熱を出したりする。流行りものに敏感だ。 だけれども、体調を崩すのは本当にしんどいので防げるものは防ぎたいと、今年もインフルエンザのワクチンを打ってきました。あれって「打ちたいです」