サンタクロースを信じるわたしと、贅沢な権利-アドベント3週目-
サンタクロースは、いるのだろうか。
この問いに惑い惑わされるこの時期は、サンタクロースを、それを信じる子どもたちを、それを疑う子どもたちを、ドキドキわくわくさせる。
わたしの通っていた小学校では、3年生頃に「サンタクロースはいるかいないか」というこの問いを題に、学級会が開かれた。確かあれは、「ぼくは、夜中にサンタクロースを見た。あれはお父さんだった。」という子もいれば「わたしだって、サンタクロースをみた。でもあれは、我が家の誰でもなかったし、翌日には英語で書かれた手紙だっ