My here:花のある生活。
小学4年生になる年に、父の単身赴任が決まった。それまで住んでいた家は、父の会社の借り上げ住宅。そんなわたしたちが新たな住まいに選んだ家のベランダからは、ぽつんと佇む一軒の花屋が見えた。
花屋さんは、店長のばばを含めて3人で切り盛りしている小さなお店。
学校から帰ってくると
「おかえり」
と迎えてくれ、お出かけのときには
「いってらっしゃい」
と見送ってくれる。
いつの間にか家族ぐるみで仲良くなって、一緒にドライブにもいった。
母が花を愛する人だということも、この花屋さんと