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sanmariのひとりごと

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なんでもない日常の、でも、だれかにとって、ちょっと、特別なことたち。
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2019年12月の記事一覧

【大晦日】大丈夫。きっと、好きがぐるりとつながっていくはずだから。

スーパーに行き、母と肩を並べてお正月準備をする。母は父方の実家のものを、わたしは母方の実家のものを。凍み豆腐、せり、大根……あぁ、今年がもう終わってしまうのか。 平成から令和に変わった1年。すごい1年だったねぇ、と振り返る。眠って起きて、食べて働いて、カメラを持って旅をして、文を書いて。毎日を駆け抜けた。 くじけそうな日もあった。 これは夢なんじゃないかと思うほど嬉しいことも、たくさんあった。 テレビでは、紅白歌合戦が始まった。始まって早々、Hey! Say! JUM

愛おしい地元の車窓たちが、危機を迎えている。

新幹線の見える駅前を背に、青々とした木々の並ぶあおば通を眺める。ずんずん進んでいくと、青葉城址を抜け、山道を抜ける。山の頂上でバスを降りると、乗車時よりもちょっぴりひやっとした風が吹いている。 わたしは、心から楽しい大学生活を、この駅前から20分の山の中で過ごした。たった4年、されど4年。講義に部活にサークルに、それからバイト。あちこちと目まぐるしく駆け回りながら、仲良しと食堂に集まってはトランプに勤しんだ楽しい日々。 眠い目をこすりながらバスに乗り、うとうとしているとち

ミスケアレスミスなんです。わたし。

小学生の頃、図書館で借りてよく読んでいた本がある。 その名も「こまったさんシリーズ」。ちょっぴりおっちょこちょいで、あわてんぼうなこまったさんが、おいしい料理を作っていくおはなし。 そんなわたしの学生時代のあだ名は「ミスケアレスミス」。 (これ、名付けてくれたのが中学時代の塾のクラスメイトなんだけど、彼のネーミングセンスの良さがすごいよね。韻を踏んでいるあたり) 美術のテストでは作者名と作品名をすべて逆に書き(自慢じゃないけど、全問合っていた。そして、ご丁寧に全問にペ

行ってきます。また来年も、きっとお任せです。

うわっ!髪の毛短かっ!いやー、新鮮だわ。 2ヶ月前、いつものように「いや、もうお任せします」と言い放ったわたしの髪の毛をばっさりとショートボブに切り上げたお兄さんが、笑いながらやってきた。 いやいや、切ったのあなたでしょ。 と突っ込みながら、「帰ってきたなぁ」と感じる。 大学4年生のとき、初めて髪の毛を染めたあの日からずっと同じ美容室に通っている。卒業して兵庫に飛んでからも、修了して東京に行ってからも。2・3か月に一度の帰省の目的の中でも、かなり優先順位が高い。という

変化には、ちょっぴりの寂しさがつきもので。

夜行バスに乗り込んだわたしは、何度も体勢を変えているうちにいつの間にかぐっすり眠ってしまった。 案の定、目が覚めたときには蛍光灯が煌々と付いていて、周りは下車準備をしていた。寝ぼけている上に補聴器を外しているわたしは、放送の音が遠くに聞こえるけれどもここがどこだかわからない。iPhoneを出してGoogleマップを見ると、そこは下車予定のバス停だった。ふう。間に合った。 明け方5時半の仙台は真っ暗な上に土砂降り。おまけに寒い。折りたたみ傘をさしながらスーツケースを引きずっ

世界をちょっぴり近く感じられるように、がんばってみようかな。そう思えたのは、やっぱりひとりじゃないからで。

言語は世界の限界である。 なんていうらしい。 #旅とフェス で手話講座をすることになって、改めて「音の世界と音のない世界の狭間」ってどこなんだろうかと問い直すことがあって。 発達障害と肢体不自由の当事者研究や、  視覚障害を美学の視点から問い直した本 を読み直してみた。 聴覚以外の障害者の多くは日本語を用いているから、日本語での説明がとても上手い。障害種は違えども似た様な困り感をもつことがあるから、こうやって日本語で説明している文献たちはわたしの状態を言語化するのに

【27】インカムを使っている人は、無条件にカッコよく見えるのです。

今日のnoteは、オンラインコミュニティ #旅と写真と文章と の #旅しゃぶ交換日記 という企画から生まれました☺︎ 今回は、牡蠣漁師のひーさんから。約1ヶ月前にzoomでお話しをして、とても楽しかった彼女から日記をまわしてもらえて嬉しい。この2週目のお題やフォーマットも、彼女とそしてみたにさんと一緒に考えました!考えてからずいぶん時間が経ってしまったので、今日は新鮮な気持ちで交換日記を書けそう。わくわく。 1.最近のうれしかったことやっぱりこれかなぁ。 所属している

種を蒔き、小さな芽をかわいがっていこう。

じゃあ、わたしのやりたいことってなんだろう。。。 この問いに初めてぶつかったのは、小学校から中学校へ、中学校から高校へ、高校から大学へとなんの疑問もなく進学してきて、いざ就職が目前に迫ったとき。初めての算数の授業で一筆書きの「8」が書けなかったわたしは、小学1年生にして高校進学時には文系に進もうと固く決意していたし、小学校時代と中学校の特別支援学級に愛着をもっていたわたしは、迷いなく大学を選択した。「旧帝大を目指せばいい」なんていう周りの助言も無視して、あっさりと東北の地方

にやにやしながら家路につけるしあわせを噛みしめながら。

明日は、ついに #旅と写真と文章と のみんなとつくる #旅とフェス 。 Slackというアプリを使って、オンラインで各々が明日に向けてそわそわしている様子が毎日伝わってきていた。このそわそわに混じるわくわくに胸を躍らせながら、わたしもまた準備をしてきた。 今日は、前日準備。 オンラインでは毎日会っていたのに初めましての方から、オンランでは毎日会っていたのにお久しぶりの方まで。黙々と、でも和気藹々と作業が進んでいく。 はじめて触るシャコラに苦戦しながらクルーの素敵な写真に携わ

毎日更新 100 days。

変わらなくても満足ならば、あえて変わる必要はないだろう。けれど、よりよく変われるのならば、変わった方がきっといい。 *** 「sanmariちゃんはね、最後にはちゃんと仕上げてくるの。でも、エンジンが入ったときしか作業しないよね。まぁ、最終的に仕上げてくるからいいんだけど。」 修士論文を書いていた頃、恩師からことあるごとに言われてきた。 自分でもよく分かっている。 考えることも、書くことも好き。だけど、「やる気」が起こらなければとことんやらない。 だから、修士論文執筆

【募集】世界をちょっぴり近くする、手話講座

「音の世界と音のない世界の狭間」の架け橋になりたい 心のどこかでずっと思ってきた。けれど、なかなか自分の中でイメージが湧かないままでいた。 そんなある日、わたしの所属するオンラインコミュニティ #旅と写真と文章と で「  #旅とフェス  」というイベントをすることになった。 わたしが音の世界へ積極的に繰り出そうとするきっかけとなったこのコミュニティでなら、きっと、一歩踏み出せる。根拠はないけど、そう思った。 恐る恐る 「わたしも、手話企画やってみたいです」 そう手

コスパのはなし。

旅から帰ってきた。 ちょっとでも節約するために、夜行バス。 でもでも、下車したら身体がバッキバキで。以前から気になっていた、アーユルヴェーダに行ってきたよ。 結局、新幹線に乗って帰ってくるのと値段は同じ。 あれ、コスパ悪いのかも。 でも、あんまりにも気持ち良かったから結構満足している。 もう、眠くて眠くてしょうがないよ。 そんな、1日。 おやすみ世界。 また明日。

男女の友情は、成立するのか否か。

初めて降り立つ駅のロータリーで、指定された車を探す。たぶん、これだ。見つけた車を覗くと君がいた。わたしは、助手席にスルリと乗り込んだ。 高校の同級生で、今も付き合いが続いているのは片手で数えられるくらい。高校卒業を機に父の転勤があったから、あの地に帰る場所がなくなってしまって自然と足が遠のいた。同窓会の案内が数回きたけれど、そのために行こうと腰があがらなかったのも、原因の一つかもしれない。 けど、彼は特別だった。思えば、高校時代好きな人ができたと言ってはウジウジしていたわ

20191130 最高の1日(平日ver.)を実現するために #dotcolony冬合宿

昨日書いた「最高の1日」。 ただの妄想で終わってしまってはつまらない。この「最高の1日」を実現するために、今わたしができることはなんだろう。今の生活に足りないことを項目にして、今すぐできそうなことを下にまとめてみたよ。 *** ①住みたい場所を具体化する 川が好きだから、お散歩で河原に行ける場所に住みたい。地元仙台の広瀬川か、長らく憧れている甲信地方。ここだ!っていう場所を探しに、来年の国内旅行は甲信地方を中心にまわってみよう。 ②大学で働くこと ・とりあえず、今