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7泊9日チェコ旅行に行ってきたよ②

前回①の続きです。

0日目:羽田空港からドバイ空港へ
1日目:到着、近くのモールへ
2日目:旧市街広場から新市街、ムハ美術館と国立博物館
3日目:装飾芸術美術館、ユダヤ人街
4日目:クトナー・ホラ(近郊の街)

5日目:プラハ城、カフカ博物館、カレル橋
6日目:マイセン・ドレスデン(番外編)
7日目:旧市街広場②、お買物、市民会館、コンサート
8日目:高級ホテルの朝ごはん、空港へ
9日目:ドバイ空港で夜を明かす


3日目:装飾芸術美術館、ユダヤ人街

3日目は10時頃から行動開始。
最初に装飾芸術美術館。ガラス細工や陶器、衣装、家具から現代アート的なガラスまで、装飾品が所狭しと並んでいるところ。ちょうどやっていた企画展が常設展と融合しているような形だったのですが、ちょっと理解が追いつかなかったものがたくさんありました。建物は例によって超豪華でした。
※Googleマップの位置がおかしいので、行かれる方は気をつけてください。入口も分かりづらいです。隣のカレル大学教養学部に面した、美術館に併設のレストランと共用の庭から入ります。
所要時間は2時間くらい。

弧を描く天井に四角と花を基調とした図柄が入っている様子
装飾芸術美術館の階段の天井

装飾芸術美術館はユダヤ人街の端っこにあるため、そのままシナゴーグなどを見に向かいました。シナゴーグ群計7つを見ることができるチケットは大人一人500Kcでした。一部は修理中などで公開しておらず、下記のものを見てきました。
・ピンカスシナゴーグ
・旧ユダヤ人墓地
・旧新シナゴーグ
・マイゼルシナゴーグ
・スペインシナゴーグ
色々見て回って所要時間は2時間位。

お昼は、前日の生肉祭りで胃が疲れていたようで、14時頃にフォーを食べに行きました。Pho 55というお店です。ここも英語が通じました。
普通の日本でも食べられる美味しいフォーが出てきました。友達は鶏、私は牛肉のふつうのフォーを頼みましたが、それぞれスープが違って美味しかったです。
この時点で結構疲れていたので、この日は予定を切り上げて、ホテルの近所のパラディウムでお土産の買い物をして夕飯を食べてしまうことにしました。

左からペットボトルの水、ハンバーガーの包み、あみあみのポテトがトレーに載っている
チェコで食べるワッパーも美味しかった。

4日目:クトナー・ホラ(近郊の街)

4日目は8時に起きて、プラハから70キロ離れた小さな町、クトナー・ホラ二向かいました。プラハ - リーベン駅から大体1時間。4万人の僧侶の骨が執念で並べ立てられたセドレツ納骨堂が目当てでした。怖いもの見たさの気持ちがありましたが、実物を見るとそんなことは言えないくらい壮絶な物量で、これだけの人が生きて死んだのだと感じ、背筋が寒くなりました。
11時頃に到着し、30分くらい見ていました。

撮影不可だったのでWikipediaより拝借。

次は聖母マリア大聖堂。1300年頃に建てられ、その頃から残っているものとしてはチェコ最大のものだそう。天井裏の部分まで登ることができる。
隅々見て回って45分。

縦長で天井が高い空間。アーチ型の天井にシンプルな装飾がされている
聖母マリア大聖堂のなか。シンプルで厳かな感じ。

少しバスで移動して、お昼はDačickýという中世風の内装が再現されているお店で、念願のクネドリーキを食べた。チェコのもっちりとした白い茹でパンで、昔チェコに来たときに食べてとても気に入ったものだった。
店員の女性も中世風の赤いロングスカートを身に着けていた。もちろんここも英語可。店内がめちゃくちゃ広くて、スタッフがみんなすごくテキパキしていた。
※クトナー・ホラのバスは、乗るときに行き先を伝えて代金を払ってチケットをもらいます。

お店の内装。古めかしくていい感じ。
青い文字が書かれた白い皿の上に茶色いソースと白いパン、クリームが載っている
クネドリーキと牛肉のクリーム煮。クランベリーとクリーム添え

13時、聖バルボラ教会に到着。珍しく、カトリック教会ではなく市民たちの寄付によって建てられたという豪華な教会。完成までに約200年かかっている。ステンドグラスも1つの窓に対して1つの絵柄となっていて手が込んでいる。パイプオルガンも超豪華で、これは17-18世紀の改修時に加わったバロック様式の影響だそう。
所要時間45分。

教会の内部を正面から。奥の丈夫にステンドグラス、手前に礼拝用の椅子がある。
聖バルボラ教会の内側。

14時前、少し歩いてイタリアンコート(造幣局)に向かった。最初は入口がわからないのと、0階(日本で言う1階)の展示が閉まっていたのとで見られないと思っていたが、チケットカウンターは1階(日本で言う2階)にあって、スタッフの女性に案内してもらって中に入ることができた。展示は、いかにそれまでのチェコの通貨が何種類も混在していたかということと、どうやって銀の純度を高めるか、といったことが説明されていた。

15時頃、行きと異なりKolín経由でプラハ中央駅に戻る。Kolínまではバスで向かったのだが、学校帰りの中学生の集団と同じバスに乗る羽目になり、地獄だった。満員だしまじでうるさかった。でも、クトナー・ホラとコリーンの間は畑以外なんにもなくて、この子達も娯楽が少ないのだと思うと気の毒になった。

17時すぎ、友達のリクエストでカレル橋の夕焼けを見に行った。カレル橋の橋塔にも登ったが、あいにくの曇りだった。

カレル橋の橋塔からの風景。右手奥に見えるのがプラハ城。

夕飯は私のリクエストでイタリアン、GamberoRossoというお店。パルマのピザにしました。友達はイカ墨のリゾット。テーブルを担当してくれたスタッフの男性がとてもサービス精神旺盛で素敵な人でした。別のテーブルでの会話でウクライナ出身だと言っていて、地続きってそういうことだよな、とやるせない気持ちになりました。
※結構な人気店らしく、入口で予約はしていますか?と聞かれました。すんなり入れましたが、退店するときには並んでいました。

テーブルの手前にピザ、奥にリゾット、間に飲み物が2つ、パンなどが並んでいる
夕飯のイタリアンレストラン


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