第二話 M先生の叫び声
第二話 M先生の叫び声
無上「じゃ~次上に行ってみようか!」
階段を上る無上、
ディレクターと話しているマリン
マリン「ハ~イ、わかりました」
と言い無上に追いつく
2階廊下に着く一行、廊下を歩きながら
無上「ここも、うっすら見えてるんだけどねー」
マリン「そうなんですか~私にはまったく感じませんプ」
無上「子供達がサッカーみたいなことしてるよー、廊下サッカーってやつだね!」
無上「ちょっとストップ!」
マリン「キャ!ビックリですプ」
無上「臭うよ、臭うよ、ビンビンかんじるよ~!ビンビン」
マリン「も~無上さんたら~、ビンビンなんて~」
無上「静かにして!ここ俺の番だから!静かに!」
真顔でマリンを見る無上、谷間を作るマリン
無上「なんか調子狂うな!」
もう一度、周りを見渡す無上
無上「ん?臭うね~これ~外だね!外からきてるね~変わった冷気だよ~!すごくかわってるよ~~~~」
窓の近くに行く無上
無上「この窓の下から、すごく感じるよー、におうよ~、変わった冷気がきてます、きてます、ここだね、ここきてるね~」
カメラの方を向く無上
無上「ここだね!ここを透視しないとだめだね~、準備いい?透視するからねー、いくよ、いくよ~?」
・・・沈黙・・
マリンを見る無上
マリン「あっ出るんですね~、本日2回目、宜怒無上先生の凄すぎる透視術、よろしくお願いしますプ」
ため息をつき窓に向かい祈り出す無上
無上「いくよ~南無南無南無南無南無南無南無~ン、ムム~ン、見せてム~ミン、教えてム~ン、棒読みム~ン、お仕置きム~ン、セラム~ン、ムム~ン~」
祈りながら片目をうっすら開けマリンの方を見る無上
はい!どーも!の胸をよせる練習をしているマリン
数珠を手に持ち激しく震える無上
無上「見えてきて・・だんだん見えてきたよ~、突っ込みがなくても僕には全てみえてるよ~、見えるよ~叱りたい~あ~お仕置き~みえるよ~みえてきた~みえてきた!」
目を閉じうなだれる無上
テロップ もう一度伝えますが宜怒無上さんが見えたものをVTRで再現しています!
ピンク色の個室
女「腹たつんだよ!人の話聞けよ、つっこめよ!俺、イヤ私が主役、あんたは脇役なんだよ!ここはあんたの住む世界とは別世界なんだよ!教師のくせに、こんなはしたない格好しやがって!この豚野郎!」
まさ「あ~もっともっとお仕置きしてください、もっともっと絞めてください」
女「この豚野郎!これ以上やったらマジでつんじゃうぞ!」
まさ「もっと、もっとお願いします~、もっと叩いて、あっ!もっと絞めて~、もっと首を絞めて~!」
女「この変わり者!のぞみどおり、もっと絞めてやるよ!」
まさ「い~~~!うっ!・・うっ~・・・」
女「・・・え?ちょっと!ちょっと!お客さん!お客さん!お客さ~ん」
♪ピーポ―ピーポーピーポ―♪
まさ(あれ~、見えてるの・・僕だよね!もしかして僕つんだの?・・・でも~こんなすごい格好だったんだ!みんなに見られてるし~、みすぎだって!あんまりみないで!ダメダメダメー冷たい視線、軽蔑な目、なんでそんな目でみんだよ~、あ~ぞくぞくする~、あ~もっと叩かれたい~・・お仕置きされたーい・・絞められたいのに~・・・くやしいよ~、恨めし~恨めし~よ~!)
:::ピカピカピカ―ドカーン::::::
教室内
Y先生「ハイみんなー今日はここまでとしまーす」
福田「よし子先生―」
Y先生「福田君どうしたの?」
福田「まさ先生、不慮の事故ってなんなん?」
まさ(不慮の事故?え~僕つんでしまったん?)
Y先生「んーただ先生から言えることは、みなさんも色々な趣味をお持ちと思いますが、ドを過ぎてしまうと、生活に支障がでたり、時にはつんでしまう事もあるという事をこの度のまさ先生の、、、(涙声」
まさ(僕つんだんだ~、全然動けない、つんだらこんな感じなんだ・・でもなんかいい~)
幸子「よし子先生大丈夫?も~ふっ君!」
福田「え?幸ちゃん、俺なんか悪い事した?」
花子「よし子先生、まさ先生の事、もー鈍いなー、サイテー!」
花子「ホンマに福田君、女心わかってないなー、ね~稲田君?」
稲田「え?…ハナちゃん‥」
福田「幸ちゃんごめん、魔人ブー花子はうるさいねん!黙っとけ!」
角田(つ、ん、で、や、る、ふ、く、だ)
まさ(ちょっと角田君、稲田君が机に書くのは前の話!出てこんといて!難しくなる!先生の番です!)
まさ(それよりも、よし子先生の背中?幸子ちゃんが寄り添う姿がみえる?動けない?この風景・・黒板?)
仲地「みんな~、幸が職員室まで先生つれて行ってくれるから、掃除はじめましょー」
掃除の準備をしだす生徒
福田「田辺、なれなれしく、幸やって、マジ腹立つ~、イケメンぶってる優等生」
田辺「幸ちゃん、シャンプー2日前から変わってる」
福田「田辺!幸ちゃんだけは臭い嗅ぐの禁止!俺が小1の時から幸ちゃん、好きすぎるん、しってるやろ~!」
田辺は黒板消しを持ち上げる
まさ(え?田辺君の手!あ~持ち上げられる~!黒板じゃないの?)
♪ウィ~ン~~~~~~♪
まさ(あ~~吸われる~、吸われる~♪ちゅ~すわれて、ご~め~ん霊和♪あ~~こしょばい、こしょばい!・・・こしょばいのは趣味じゃないよ~!)
福田「田辺、そのクリーナー、黒板消しがキレくなった気がせ~へんから貸して!」
まさ(あ~!)
窓の外の壁で黒板消しをはたく福田
ドン!ドン!
まさ(おぅ!イタ!おぅ!福田君ワイルドすぎ・・でもさっきよりこっちの方がいいかも)
花子「福田君、直接壁にぶつけたら、窓の下が汚れるし、黒板消しがつぶれてまうよ!も~かして!私がやる!」
物差しで黒板消しを叩く花子
パンパンパンパンパンパンパンパン!
まさ(あっ!あっ!あっ!あっ!おぅ!おぅ!おぅ!おっ!おっ~あ~いい~すごくいい~)
花子「物差しでたたくのが一番きれくなる!物差しも、いろんな使い方があるの!!」
黒板消しをたたく花子
パンパンパンパンパン!
まさ(いっ~!あっ!おぅ!あっ!おぅ!あっ!あ~もっとください、黒板消しだったんですね!)
パンパンパンパンパンパン!パン!パパパン!!
まさ(ああっ!ナイスリズムです!花子さん!物差しでは世の中、測れないものばかりなんですよ!もっと~もっと叩いてくださ~い)
福田「魔人ブー返せや!俺がやるから!」
花子「やめて!やめて!」
まさ(あ~引っ張られて!ギュッと握られて!くるし~!あ~すごい、もっと絞めて~すご~い!もっと、もっと~~~~)
福田・花子「あっ!!」
まさ(あれ~世界がまわる~~~)
バサ!バサ!
福田「あ~あ、あそこは、も~取られへんで!」
花子「福田君のせいやで!」
福田「うるさい!ブー」
まさ(お~いここだよ~お~い!放置プレー?それもゾクゾクするけど、パンパンパンがほしいんですけど~お願いします~お~い、お~い、絞めてほしいけど窓は閉めないで~お~い・・・ここだよ~閉めないで・・お~い、お~い)
・・・・・・・・・・・・・・・・・
廊下
窓の外を向き震える無上
無上「ああああああああああああああ~」
ハイ!ど~も!の胸の見せ方を色々な角度で練習しているマリン
ふるえながら薄目でマリンの様子をうかがう無上
無上「あああああああああああ~~~」
ディレクタ「無上先生、無上先生!!大丈夫ですか!」
目を開ける無上
無上「は~は~は~は~」
ディレクタ「先生大丈夫ですか?」
慌ててカメラに向き谷間を作るマリン
無上「大丈美、でもすぐに成仏させないとだめだね、行くよ、もー自分で言うよ、無上の真骨頂で、成仏させるから!成仏させるよ~」
数珠を手に持ち激しく震える無上
無上「あ~もっとほしかったな~、放置しすぎたかな~、M先生~成仏しろ~成仏しろ~・・南無南無南無南無南無南無南無~ン、ムム~ン、この数珠ではたいてやるム~ン、絞めてやるム~ン、お仕置きム~ン、エム~ン、ムム~ン!は~、はっ!はっ!はっ!はっ!は~」
お祈りをやめる無上
無上「ふ~もう大丈美でしょう、しっかり供養いたしました」
マリン「ハイ!どーも!」
ハイ!どーも!に合わせ胸の谷間を作るポーズをとるマリン
その前を横切る無上
無上「じゃ~次行こうか!放置して次行こう!私を待ってる音がするからね!音がするよ~!」
・・・・・・続く・・・・・
第三話は下記URL
第三話 汚された思い|三休~♪ (note.com)