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【部長インタビュー】部長から見る今後の三共機械工業とは?

株式会社三共機械工業は、
水と環境のインフラを支える総合エンジニアリング企業です。

設計、製造、据付、試運転までを一貫して行い、社会に欠かせない設備を提供しています。当社の強みは、技術力とクイックレスポンスであり、全国のインフラを支えるエンジニアリング集団として、顧客から高い評価を得ています。「安全」を最優先にし、「無事故」を徹底する姿勢を持つ社員、通称「三共マン」は、技術力と人間力を兼ね備えたプロフェッショナル。
そんな「三共マン」として活躍する社員に、日々の業務や仕事への思い、そして今後の挑戦について伺いました。

今回は部長である松家さんに、この会社の魅力と今後についてお伺いしました!


自己紹介をお願いいたします。

はじめまして、松家正樹と申します。
現在53歳で、香川県出身です。私はこれまで主に生産管理や企画業務を中心にキャリアを積んできました。キャリアの始まりはネットワーク機器メーカーで、12年間働きました。その後、海外勤務のチャンスがあり、中国や台湾で生産技術や品質管理の仕事に携わりました。
香港を拠点にし、中国や台湾の工場を行き来する日々でしたね。約5年間、海外での仕事を通して様々な経験を積み、その後、日本に戻り新しい道に挑戦しました。現在は、三共機械工業で設計の仕事をしています。

入社後、最初は調達業務を担当していましたが、希望していた設計の仕事に挑戦する機会をいただき、現在は設計部門で働いています。
これまでの生産管理や品質管理の経験を活かし、今は主に機械の図面を作成したり、強度や動力の計算をしたりと、より技術的な面に携わる仕事を楽しんでいます。


入社のきっかけと入社を決めた理由

三共機械工業に入社したのは、以前勤めていた機械加工の会社を辞めた後、転職エージェントから紹介を受けたのがきっかけです。
いくつかの会社を検討していましたが、最終的に三共機械工業を選んだ最大の理由は、社長の人柄でした。

面接の際、社長と直接お話しする機会があったのですが、非常に丁寧に私の話を聞いてくれました。その姿勢にとても共感しましたし、稲盛和夫さんの哲学に基づいて経営をされているということも安心感がありました。
また、会社が急成長しているタイミングで、私のキャリアを生かしながら新しい挑戦ができる環境だと感じました。小さな会社だからこそ、フレキシブルに新しいことに挑戦できる点も魅力でしたね。

さらに、社長だけでなく、会社全体がとても温かい雰囲気で、アットホームな環境で働けるということも決め手となりました。自分の経験を活かしつつ、これからさらに成長していける会社だと感じ、この会社に入ることを決断しました。


現在の仕事内容とやりがい

現在は三共機械工業の設計部門で働いています。主にお客様からいただいた基本仕様に基づき、機械の設計を行っています。
具体的には、図面を作成し、機械の強度や動力の計算を行ったり、フレームのサイズを決めたりする作業です。また、納品後にお客様に提供するメンテナンス用の資料や、消耗品のリストも作成しています。例えば、コンベアの設計では、搬送物やその量に合わせて、ベルトコンベアの速度や動力を計算し、最適な設計を行います。

やりがいを感じるのは、自分が設計した機械が無事に動いていると確認できた時です。設計者はなかなか現場に出向く機会が少ないのですが、納品後にお客様から「ちゃんと動いているよ」と聞いた時は、やはり嬉しいですね。また、古い機械の更新案件では、現場に出向き、計測を行って新しい設計を行うこともあります。そうした新しい経験を積み重ねることで、自分自身の成長も感じられます。

この仕事の魅力は、自分の技術や知識が形となって現れ、お客様のニーズに応えることができるところです。そして、その結果が目に見える形で確認できた時に、大きな達成感を得られるのが最大のやりがいです。


社内の雰囲気はどのような感じですか?

三共機械工業の社内はとても温かく、フレンドリーな雰囲気です。
社員数が少ないため、皆が顔を合わせて仕事を進めるアットホームな環境が特徴です。
特に、現場とオフィスの間にも壁がなく、コミュニケーションがスムーズに行われています。私が入社してすぐに感じたのは、みんなが協力し合って仕事をしているという点です。年齢や経験に関係なく、意見を自由に言い合える環境が整っているので、新しいアイデアも受け入れられやすいです。

ただし、現場では3K(きつい、汚い、危険)という要素があるため、昔は少し言葉遣いが荒いこともありました。しかし、最近ではそのあたりも改善が進んでおり、より働きやすい環境を整えようという取り組みが進んでいます。また、最近は女性社員も増えており、性別に関係なく働きやすい環境が整ってきています。

全体として、少人数だからこそ生まれる家族のような一体感があり、新しいことにもみんなで挑戦していける風通しの良さが、三共機械工業の魅力の一つだと感じています。

若手と部長が膝を付け合わせて会話ができる会社です。

多様なバックグラウンドを持つ人が働いていますか?

三共機械工業では、多様なバックグラウンドを持つ社員が活躍しています。特に中途採用が多く、転職してきた社員が全体の大部分を占めています。
私自身もその一人です。実際、転職者が多いことで、異なる経験や知識を持ち寄って仕事を進めることができるので、非常に柔軟で、幅広い視点が持ち込まれる環境です。

例えば、私も前職では生産管理や品質管理を担当していましたが、今は設計の仕事に携わっています。
このように、他の部門や職種へのキャリアチェンジも比較的柔軟に行える点が、三共機械工業の大きな特徴です。希望すれば、部門をまたいで新しい挑戦ができるのも魅力です。

また、新卒で入社した若い社員も、転職者と同じように受け入れられており、年齢や経験に関係なく、誰もが自分の力を発揮できる環境です。多様なバックグラウンドを持つ人たちが、お互いに刺激を与え合いながら成長していける、そんな職場だと感じています。


会社は社員の成長をどのようにサポートしていますか?

三共機械工業では、社員の成長をサポートするための体制が整っています。例えば、資格取得を奨励しており、必要な資格に挑戦する際には会社からの支援があります。また、研修や勉強会も定期的に開催され、社員が自分のスキルを磨くための場が提供されています。実際に、私も入社後にいくつかの資格を取得し、スキルアップを図ってきました。

また、部門をまたいだ異動のチャンスもあります。私自身も、調達業務から設計業務にキャリアチェンジしました。ただし、会社全体の人数が少ないこともあり、希望通りの異動がすぐに叶うとは限りません。それでも、社員一人ひとりの成長意欲を大切にし、個々のキャリアを尊重する文化が根付いています。

今後は、より多様なキャリアパスを提供することで、社員の成長をさらにサポートしていくことが期待されます。自分自身の意欲次第で、様々な挑戦ができる環境が整っているのが三共機械工業の魅力だと思います。


松家さんから見る今後の三共機械工業はどんな会社になると思いますか?

三共機械工業は今後、さらに地域に貢献し、成長していく企業になると確信しています。現在は機械設備の設計や製造を主に手掛けていますが、将来的には電気分野にも進出し、プラント全体の設計・施工を担う企業へと成長していく可能性があると感じています。

具体的には、機械の設計だけでなく、電気やシステムの全体設計も行い、お客様にトータルなソリューションを提供することができる企業を目指しています。
こうしたビジョンに基づき、これからも新しい技術や分野に挑戦し続けることで、三共機械工業はさらなる発展を遂げていくでしょう。

また、社内でも社員一人ひとりが積極的に意見を出し合い、会社の成長に貢献できる風土が強まっていくと思います。私自身も、これから会社の発展に貢献できるよう、新しい挑戦を続けていきたいと考えています。


将来的にどのようなキャリアを目指したいですか?

私自身は、これからも設計の分野でプロフェッショナルを目指していきたいと考えています。これまでの経験を活かし、機械設計における技術をさらに磨いていくつもりです。また、機械だけでなく、電気やシステム全体の設計に挑戦し、より幅広い視野を持ったエンジニアになることを目指しています。

そのためには、日々の業務に加えて、新しい技術や知識を学び続けることが大切だと考えています。将来的には、後輩や若手社員への指導にも力を入れ、チーム全体の技術力を向上させる役割も担いたいと思っています。

また、会社の成長とともに、自分自身もリーダーとして成長し、会社を支える存在になりたいと考えています。新しいことに挑戦し続けることで、これからも自分のキャリアを築いていきたいと思っています。


アドバイス・推しポイント

三共機械工業は、やる気があれば何でも挑戦できる会社です。社長をはじめ、上司や先輩が新しいことに挑戦する姿勢を大切にしてくれるので、自分から意見を発信することが重要です。特に、会社が成長している今、活躍の場は広がっています。小さな会社ならではの柔軟さと、挑戦を後押しする文化が魅力です。

また、転職者が多いことから、多様な経験を持つ人たちが集まり、それぞれのバックグラウンドを活かして働ける環境です。設計だけでなく、調達や営業など、様々な分野でスキルを磨ける場があり、どんな分野でもやる気次第で大きく成長できるのが特徴です。

この会社は、やる気と情熱を持っている人にはぴったりの環境だと思います。ぜひ、自分の可能性を広げたい方に挑戦してほしいです。


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