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奇跡の一本松

岩手陸前高田市の「奇跡の一本松」の根が展示されている。
東日本大震災での津波に耐え抜いた木の根っこ。
毎年3月11日が近づくと思い出す。

約7万本の松の木が生い茂るエリア内で、
そのほとんどをさらっていった津波にも耐え
被災者の心の拠り所ともなった一本松。

根をしっかりと張って生きていく
そのことの重要性を人々に説いてきた。

シンボルとしての美談と受け取る人もいるだろうが
これはSANKOの経営哲学にも刻まれた
われわれの組織のあり方ともリンクする考え方。

いまでも経営の原点として大切に継承している
「会社は木である」という言葉にも通ずる。

会社は木である

火で激しく燃えようとも、
嵐が吹き荒れなぎ倒されようとも、
「木」を消し去る事はできない。
「根」さえしっかりはっておけば、
春の訪れと共に、
また新たな命の芽を出し、
やがて大きな「木」となり
豊かな「森」となる。


枝葉のWHATやHOWは時代と共に移り変わるもの。
その根っこのWHYに常に立ち返ることを大切にしている。

しっかりと土の中に根を張っていくには
私は理念経営こそが重要だと感じている。

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