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折れたのか、落としたのか。
今年は今のところ積雪も1メートルくらいですがこれからどうなるでしょうか。今年の雪は結構重く、少しの雪でも枝が折れているのを見掛けます。
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お宮さんの祠の後ろには二本の大きくて太い杉の木が、枝を広げ風雪から祠を守っています。
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お宮さんの大ケヤキも写真の右側に落ちた枝が雪に刺さっています。
結構大きな枝でした。
「もう弱っているから折れたんだわ…。」と枝が折れるたびに聞こえてきますが、本当にそうでしょうか?
初夏にはどの枝も芽吹いて真夏に木漏れ日を作り秋には紅葉を見せてくれます。その生命力にいつも感動します。
「生きるために枝を落としているんだよ。」そうケヤキは言っていたような気がします。
自然は私たちの教科書です。
山に触れ、散歩して遊びながら学ぶ。
子供の頃から歩いてきた足跡がこの山の中に記憶されていて、今歩いている道と一直線に並ぶ時、カチッと音を立てて道しるべが現れます。
ああ、この瞬間、過去・今・未来が並んでいる…と感じるのです。
余計なものは捨て、新しい風と光を浴びよう。
そう感じた一日でした。