六角穴を素材を回転させらながら旋盤で加工【三喜製作所】

東大阪の三喜製作所です。
旋盤で六角形の穴をあける?!😲 回転ブローチ加工の秘密
はじめに
皆さんは、旋盤で六角形の穴をあけられることを知っていますか? 普通、旋盤ではドリルを使って丸い穴をあけますよね。 今回は、回転ブローチ加工という特殊な方法で、旋盤を使って六角形の穴をあける方法を紹介します!
回転ブローチ加工とは?
回転ブローチ加工は、回転する素材に対して、傾いた刃物を押し当てながら回転させることで六角形の穴をあける加工方法です。
どのように加工するのか?
1.
まず、素材を旋盤にセットし、回転させます。
2.
次に、傾いた六角形の刃物を素材に近づけます。 この刃物の根元にはベアリングが付いており、自由に回転できるようになっています。
3.
刃物が素材の穴に触れると、ベアリングが回転し始めます。
4.
刃物と素材が同じ回転数で同期回転することで、刃物が常に一点で素材を削りながら、六角形の穴をあけていきます。
回転ブローチ加工の特徴

短納期、低価格、小ロット生産に最適!

薄肉の素材にも効果的!

六角形だけでなく、花柄やヘクサロビュラ穴など、様々な形状の穴あけが可能!

放電加工に比べて加工時間が10分の1以下に短縮!コスト削減にも貢献!
まとめ
回転ブローチ加工は、旋盤で六角形の穴をあけることができる、特殊で効率的な加工方法です。 この加工方法によって、様々な製品の製造が可能になります。

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