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【第159話】8/15小倉11R・阿蘇S(にゃむ師匠)

お盆休みで帰省してらっしゃる方もいれば、今年は自粛してステイホームという方も。なんか競馬のような「自主性と判断力」が求められる状況ですが…という書き出しはどこかで見たことがありますが、久しぶりに帰省すると、予期しないニュースに出くわすものです。是非ご覧ください。


一連のコロナ禍で久しく実家に帰っていなかった小生も、そろそろ親の顔を見ないといつバッタリいくか解らなく「後悔先に立たず」という懸念があるため、いわば息災であることの「確認作業」のため実家へ。70越えたオカンは、先日の検査で軽度の肺がんが見つかるも「来月手術なのよ~」と明るく振る舞っていて、病気なんだか息災なんだかよく解らないうちに確認作業は完了。

で、帰省して小生が興味深く眺めるのが地元紙。
特に注意するのがおくやみ欄であり、「さぁ~て、誰か死んでねぇかなぁ」と言いながら不謹慎極まりなく紙面のページをめくるのが帰省のルーチンなのだが、今回は、とても見覚えのある名前・N氏が、しかもおくやみ欄の「主役」として載っていて、享年58歳。これにははっとさせられた。

その方は、小生が若かりし頃、外回りとして勤務していた頃の訪問先の会社社長で、何も知らない25・6のワカゾーに対していつも明るく応対してもらった社長。その業種とは、地方公共団体や医療機関向けソフトウェアの開発を手掛けるものであり、N氏は創設者。田舎町でこういうSEはかなり珍しく、まだ40前のバリバリ若手社長で、その感覚も田舎人離れした「ホリエモン的」なイメージの方だった。

仕事が終わればよく飲みに誘われ、休みの日には一緒にゴルフに行ったこともあるくらい親睦を深めたのだが、「それはそれ、これはこれ」であり、経営についてはかなりシビア。融資金利が他より0.1%でも高いと、絶対にハンはつかず、「社長、金利じゃないですって」「いや、金利だ」の押し問答。

「都会はそれで生きていけるかもしれませんけど、田舎で生きていくにはその考えはダメですって…」と、この言葉が何度も喉を通りかけたものだったが、それを言ってしまうと小生が終わりになってしまうので、これを言わずにどうやってこの人をオトそうか?とても難しいルービックキューブを解くようにない頭を試行錯誤させてばかりの日々だった。

どんなに敏腕社長でも、時代の風雲児であっても「死んで花実が咲くものか」。

小生も今はこうしてピンピンしているが、どこでどうぶっ倒れるか解らない。人生一度きり。変なウイルスも蔓延している昨今。

今の自分にできることは、ひとつでも多く馬券が的中し、読者の皆様が歓喜にむせぶことで、従前より的中率・回収率も上昇させ、毎週の競馬が楽しくて楽しくてたまらない!と思えるくらい幸せになっていただく事。そんな時間を北斗殿と二人で末永く提供し続けることが、いまの小生の使命であり夢であり願いであり希望。これは嘘っぱちなどない。

そのためには時間もお金もエネルギーを惜しまずに、予想やコラムに集約させたいところですが、N社長のようになっては元も子もないゆえ、さらに自己管理を徹底しないと…と気を引き締めるべく、N社長のご自宅にお線香をあげに、昨日出向いてきました。

亡き人を偲ぶのが「お盆」の意義とはいいますが、こうして突然の訃報にすべからく対応できる「機会」でもあります。このお盆期間、そういう時間の過ごし方もひとつといえるのではないでしょうか?

さて、阿蘇S。

去年のこのレースは、◎アードラーをとし、真夏の小倉ダートで大ホームランを打ちあげたのをご記憶の方もいらっしゃると思いますが、

※無料ですので、未読の方はご参照ください。

この衝撃の結末の立役者は、後ろではなく、前。

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