三角山パズルトレーナーを作ろう
三角山パズルトレーナーはテトラへクス(要素六角形を4個連結)という図形をパズルピースとして使った古典的な箱詰めパズルです。このパズルピースをいくつか使って大きな六角形に並べられれば良いのですが、大きな六角形に含まれる要素六角形の総数は必ず奇数になってしまうため、最低でも1個分空いてしまいます。三角山パズルトレーナーでは9個のピースを使っています。
箱詰めパズルは最後の1個の残った空間と実際に残っているピースの形が合わなければ完成しません。1個余分な空間があると数種類のピース形状で入る可能性があるので、そのぶん楽をして完成させることができます。もちろん最後まで連続した空間を残すことが必要です。
私は厚さ6mmぐらいのアカマツ板からレーザー加工でこのパズルを切り出しますが、器用な方はカッターを使って厚紙から作ることができるでしょう。レーザー加工用の加工図(PDFファイル)をプリントして型紙にすれば作図する手間が省けて楽かもしれません。また、レーザー加工機が使える方はアクリルとかMDFとか厚紙とか色々な材質で作ることができます。